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SMエンタとSKテレコムが戦略的提携…高付加コンテンツの創出へ
SMエンタとSKテレコムが戦略的提携…高付加コンテンツの創出へ
■ SKテレコムとSMエンターの戦略的提携
情報通信技術（ICT）と韓流コンテンツの強者が手を握った。
国内移動通信1位企業のSKテレコムと、「EXO」「東方神起」「SUPER JUNIOR」などの韓流スターをかかえるSMエンターテイメントは、将来のコンテンツとサービスの開発のために、系列会社の株式を相互に取得する方法で戦略的提携を結んだ。17日、両社はソウル市三成洞のSMエンターテイメント本社で、戦略的パートナーシップ協約式を締結した。この日の行事には朴正浩（パク・チョンホ）SKテレコム社長と、李秀満（イ・スマン）SMエンターテイメント会長などが出席した。
両社はSKテレコムの音響機器系列会社であるアイリバー（IRIVER）社とSMエンターテイメントのドラマ・芸能コンテンツ制作会社であるSMカルチャーアンドコンテンツ（SM C＆C）を主軸に広範な協力関係を構築することにした。
まずSKテレコムとSMエンターテイメントはこの日、公示を通じてアイリバーとSM C＆Cの有償増資に参加することにしたと発表した。今回の増資でSKテレコムはSM C＆C の大株主になり、SMエンターテイメントはアイリバーの大株主となる。
アイリバーとSM C＆Cは増資代金を活用して、各社の相乗効果を高めることができる相手会社の系列社の買収・合併を推進する。
まずアイリバーは、韓流コンテンツ基盤の新規事業のためにSMエンター系列のSMモバイルコミュニケーションズ（SM MC）と合併し、300億ウォンを投入してSM LDCを100％子会社として買収する。 SM MCは昨年発足したモバイルコンテンツ制作会社で、SKテレコムが46％、SMエンターが54％の株式を保有している。 SM LDCは日本のファンを対象に、芸能人関連のグッズを販売している会社だ。アイリバーとSM MCの合併比率は1対1.6041745で、合併法人の最終持ち株比率はSKテレコム46％、SMエンター系20.6％となる。
今回のM＆Aを通じて、アイリバーは主力製品である高品質の音響機器「アステルエンコン」などにSMエンターのコンテンツを加えて、日本・中国・東南アジアの各Kポップ市場を開拓できるものと期待される。例えば、エキソのロゴが刻まれたアステルエンコン製イヤホンやヘッドセットや、シャイニー（SHINee）のメンバーの声で会話する人工知能（AI）スピーカーを開発し販売するなどの方式だ。
SM C＆CもSKテレコム系の子会社SKプラネットの広告事業を660億ウォンで100％買収する。これによってSM C＆Cは日本最大の広告会社「電通」をベンチマークした、新たなビジネスモデルを発掘するという計画だ。電通は伝統的な広告事業から抜け出して、広告主から先行投資を受ける方式でコンテンツ制作と配給まで参加している。 SM C＆Cは中国や東南アジアの広告市場への進出も積極的に推進する計画だ。
今回の提携は異種産業間の結合を通じて既存事業の競争力を強化し、新たな成長動力を確保するという戦略から始まった。 SKテレコムとしては2013年の音源サービスのメロン（Melon）の売却後、不足しているコンテンツ競争力を確保できるようになった。
今回のM＆Aはパク・チョンホ社長が今年初めの就任直後から推進したことが分かった。パク・チョンホ社長は就任演説で「一人で成功する時代は終わった」とし、「多様な事業者との提携を通じた生態系の構築が重要」だと述べている。
SMエンターテイメントも、SKテレコムとの戦略的提携を通じてICT分野での相乗効果を高めることができると期待される。同社は今年の初め、米国で開かれたCES 2017でSK C＆C人工知能「エイブリル（AIBRIL）」を組み合わせた音声秘書サービスをオープンするなど、コンテンツとICTの融合を試みてきた。
SKテレコムの関係者は、「今回の協力は異なる企業間の能力とインフラを共有し、新しい価値を創出するというSKグループの新経営方針ディープチェンジ2.0の代表事例」だとし、「韓流とICTの結合を通じて、5年以内に10倍の付加価値を創出することができるだろう」と期待した。
< 朴正浩（パク・チョンホ）SKテレコム社長（左）と李秀満（イ・スマン）SMエンターテイメント会長が
17日、ソウル市のSMエンターテイメント本社で次世代コンテンツ事業について戦略的パートナーシップを締結し握手している。>
情報通信技術（ICT）と韓流コンテンツの強者が手を握った。
国内移動通信1位企業のSKテレコムと、「EXO」「東方神起」「SUPER JUNIOR」などの韓流スターをかかえるSMエンターテイメントは、将来のコンテンツとサービスの開発のために、系列会社の株式を相互に取得する方法で戦略的提携を結んだ。17日、両社はソウル市三成洞のSMエンターテイメント本社で、戦略的パートナーシップ協約式を締結した。この日の行事には朴正浩（パク・チョンホ）SKテレコム社長と、李秀満（イ・スマン）SMエンターテイメント会長などが出席した。
両社はSKテレコムの音響機器系列会社であるアイリバー（IRIVER）社とSMエンターテイメントのドラマ・芸能コンテンツ制作会社であるSMカルチャーアンドコンテンツ（SM C＆C）を主軸に広範な協力関係を構築することにした。
まずSKテレコムとSMエンターテイメントはこの日、公示を通じてアイリバーとSM C＆Cの有償増資に参加することにしたと発表した。今回の増資でSKテレコムはSM C＆C の大株主になり、SMエンターテイメントはアイリバーの大株主となる。
アイリバーとSM C＆Cは増資代金を活用して、各社の相乗効果を高めることができる相手会社の系列社の買収・合併を推進する。
まずアイリバーは、韓流コンテンツ基盤の新規事業のためにSMエンター系列のSMモバイルコミュニケーションズ（SM MC）と合併し、300億ウォンを投入してSM LDCを100％子会社として買収する。 SM MCは昨年発足したモバイルコンテンツ制作会社で、SKテレコムが46％、SMエンターが54％の株式を保有している。 SM LDCは日本のファンを対象に、芸能人関連のグッズを販売している会社だ。アイリバーとSM MCの合併比率は1対1.6041745で、合併法人の最終持ち株比率はSKテレコム46％、SMエンター系20.6％となる。
今回のM＆Aを通じて、アイリバーは主力製品である高品質の音響機器「アステルエンコン」などにSMエンターのコンテンツを加えて、日本・中国・東南アジアの各Kポップ市場を開拓できるものと期待される。例えば、エキソのロゴが刻まれたアステルエンコン製イヤホンやヘッドセットや、シャイニー（SHINee）のメンバーの声で会話する人工知能（AI）スピーカーを開発し販売するなどの方式だ。
今回の提携は異種産業間の結合を通じて既存事業の競争力を強化し、新たな成長動力を確保するという戦略から始まった。 SKテレコムとしては2013年の音源サービスのメロン（Melon）の売却後、不足しているコンテンツ競争力を確保できるようになった。
今回のM＆Aはパク・チョンホ社長が今年初めの就任直後から推進したことが分かった。パク・チョンホ社長は就任演説で「一人で成功する時代は終わった」とし、「多様な事業者との提携を通じた生態系の構築が重要」だと述べている。
SMエンターテイメントも、SKテレコムとの戦略的提携を通じてICT分野での相乗効果を高めることができると期待される。同社は今年の初め、米国で開かれたCES 2017でSK C＆C人工知能「エイブリル（AIBRIL）」を組み合わせた音声秘書サービスをオープンするなど、コンテンツとICTの融合を試みてきた。
SKテレコムの関係者は、「今回の協力は異なる企業間の能力とインフラを共有し、新しい価値を創出するというSKグループの新経営方針ディープチェンジ2.0の代表事例」だとし、「韓流とICTの結合を通じて、5年以内に10倍の付加価値を創出することができるだろう」と期待した。
- 毎日経済 チョ・ヒヨン記者 / 写真提供＝ SKテレコム | (C) mk.co.kr
- 入力 2017-07-17 19:48:55
