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サムスン電子、米国で企業特許件数「第2位」


  • サムスン電子、米国で企業特許件数「第2位」
サムスン電子は今年も米国で2番目に多くの特許を登録し、2006年以来12年間のあいだ2位の座を維持した。

米国のオンラインメディア「Quartz(クォーツ)」は去る3日(現地時間)、米国特許庁の資料を引用し、今年の米国特許ランキングでサムスン電子が特許4143件を登録してIBM(5797件)に続いて2位を占めたと報じた。インテル(2064件)とGoogle(1775件)、そしてマイクロソフト(1673件)が3~5位を記録し、Appleは1559件を登録して6位に上がった。クォーツは今年の1月1日から8月1日までに登録された特許を基準とした。

サムスン電子は累積順位でも2位を占めた。サムスン電子は主要企業間の特許競争が本格化した2010年から現在までに特許4万4301件を米国で登録し、IBM(5万3926件)に次いで2位に上がった。

同じ期間における特許登録3位の企業はマイクロソフト(2万2304件)が占め、インテル(1万5187件)とGoogle(1万4900件)が続いた。アップルは1万3183件を登録して、サムスン電子の3分の1にとどまった。

サムスン電子は研究開発活動を、知的財産化するところに集中している。昨年は14兆8000億ウォンを研究開発に投資して国内で特許5629件を、海外でも特許1万5193件を出願した。

サムスン電子の関係者は、「2016年の米国特許の取得件数は5518件で、2006年からIBMに続いて11年連続で2位を維持した」とし「1984年に初めて米国特許を登録して以来、現在は世界的に11万件を超える特許を保有している」と説明した。

特に米国では頻繁な技術紛争に効果的に対応するため、米国での特許登録に力を注いでいる。

米国登録特許のほとんどはスマートフォン、スマートTV、メモリ、システムLSIなどに関するもので、サムスン電子の核心事業と関連した技術だ。

このような特許保有は類似の技術と特許の乱立、競合他社の牽制という役割も果たしている。未来の新技術に関する先行特許を確保し、新規事業への進出時に有利な位置を占めることができるという点も、サムスン電子が特許確保に情熱を注ぐ理由だ。

サムスン電子は昨年、米国だけでデザイン特許1635件を取得するなど、デザインの保護にも気を使っている。
  • 每日経済 キム・ドンウン記者
  • 入力 2017-08-06 18:16:54




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