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「パイナップル熱風」に食飲料業界が競争…ハンバーガーやドーナツにまで


  • 「パイナップル熱風」に食飲料業界が競争…ハンバーガーやドーナツにまで
真夏の暑さに食飲料業界が熱帯果実であるパイナップルを利用し、消費者攻略に乗り出している。パイナップルはビタミンCとビタミンB1が豊富に含まれており、疲労を解消して食欲を増進するのに効果が大きい。最近にパイナップルの販売が活気を帯びているのもこれを証明している。韓国貿易統計振興院によると、パイナップル(生鮮・乾燥)の輸入量は2014年の約7541万キログラムから2015年には6837万キログラムまで減少したが、昨年は13%も増加したのだ。

これに食飲料業界も、パイナップルを活用した新製品を競争するかのように出している。

スターバックスコーヒーコリアは最近、韓国で独自に開発した飲料である「サマーパイナップルブレンドリー」を発売した。この商品はパイナップルソースにココナッツミルクが調和することでバカンスの雰囲気を強調し、黄色くて白い色感が調和を成している飲料だ。夏限定商品で、来月初めまで販売される。

CJ第一製糖の「プティチェル美酢 パイナップル」は100%フルーツ発酵飲用酢で、ドリンクの形で楽しむことができる。ダイエットと健康に効果的な「パイナップル酢」ブームにより、家庭でも直接パイナップル酢を作って摂取するという需要が増えている点を反映したものだ。パイナップル果汁を酵素処理せずにそのまま生かし、既存のプティチェル美酢の製品ラインナップとは差別化をはかった。

ヘテ製菓は、熱帯果実を混ぜて作った「トロピカルポンチ」をアイスバーに変身させて発売した。「トロピカルポップス」はパイナップルのほか、熱帯果実2種にパッションフルーツとライチを加えたアイスバーだ。

そしてパイナップル果肉製品は、最近は食事の代わりにも領域を広げている。バーガーキングはダブルキングの新しいメニューで「キャプテンパイナップル」を発売した。キャプテンパイナップルは厚くて柔らかいパテにグリルドパイナップルを加え、ハラペーニョを乾燥させて作ったスパイシーなチポーレソースを加えて味をつけた。レタス、タマネギなどの新鮮な野菜を加味し、豊かな風味を完成させた。

ダンキンドーナツもパイナップルを活用した「パイナップルマラサダ」を披露した。この製品はふっくらした食感の軽く焼いたドーナツの中に、爽やかなパイナップルフィリングを詰め込んで作られた。これと同時にドーナツと一緒に楽しむことのできる「アロハパインクラッシュ」も発売した。

アロハパインクラッシュはパイナップル果汁を氷とすりおろし、爽やかに楽しめる飲料だ。

このほか、コカコーラの飲料ブランドの1つである「ファンタ」は最近、「パイナップル」と「オレンジ」の2方向で構成したリニューアル製品を発表した。新しく変わったファンタはツイストボトルに変身し、最後まで絞り飲みたいというファンタの味を強調した。新たに発表されたファンタは60ミリリットルボトルで発売され、全国の大型ディスカウントストアやコンビニエンスストアなどで購入が可能だ。
  • 毎日経済 キム・ビョンホ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-08-20 09:00:00




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