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SKの東芝買収確定…東京に飛んだ崔泰源SK会長


  • SKの東芝買収確定…東京に飛んだ崔泰源SK会長
崔泰源(チェ・テウォン)SKグループ会長(57、写真)は27日、東芝の半導体事業(東芝メモリ)の買収確定のために東京に飛んだ。

東芝取締役会は20日、SKハイニックスの含まれる韓・米・日連合を東芝メモリの買収者として決定した後の最初の東京訪問だ。今回の訪問では東芝メモリ買収の総括責任者である朴正浩(パク・チョンホ)SKテレコム社長も同行した。崔泰源会長は東芝の経営陣などに会って、東芝メモリ買収者として韓・米・日連合が選定されたことと関連し、今後はすべてがWin-Winになるだろうことを改めて強調するものと見られる。

崔泰源会長の東京訪問に合わせてSKハイニックスはこの日に理事会を開き、東芝メモリの投資件を審議・議決した。

SKハイニックスは今回の買収に関連して、総3950億円(約4兆ウォン)を投資することを決定した。このうち1290億円(約1兆3000億ウォン)は転換社債(CB)の形で投資する。転換社債が今後に株式転換される場合、SKハイニックスの保有する東芝メモリ議決権の持分率は15%だ。残りの2660億円(約2兆7000億ウォン)は、パートナーである米国私募ファンドのベインキャピタルが造成したファンドに出資する方式だ。今後、東芝メモリの企業価値が上がる場合には資本差益も得ることができるようになる。

SKハイニックスが転換社債とファンド出資方式で参加したのは、中国をはじめとする各国の独占禁止法の審査を迅速に通過することが目的だと思われる。また今後、一定部分の議決権を保有することになると、技術協力などもスムーズに進むものと期待される。

SKハイニックスの3950億円を含めて、韓・米・日連合の総投資額は2兆円だ。

東芝メモリの全体議決権の50.1%は東芝とホヤなど、日本側が持っていくことになる。東芝メモリの売却に反発している米ウエスタンデジタル(WD)との紛争が終われば、日本の産業革新機構など政府傘下のファンドや金融機関も参加すると伝えられた。

韓・米・日連合は東芝と株式売買契約を締結した後、来年3月までに取引を完了する計画だ。

一方、崔会長は東京に続き28日には「ヴァン・フリート賞」の受賞者として、米コリアソサエティの年次晩さん会に出席するためにニューヨークに向かう予定だ。
  • 毎日経済 ファン・ヒョンギュ記者/イ・ドンイン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-09-27 19:35:39




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