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サムスン電子、四半期実績でまた最高値を記録…半導体で10兆ウォン


◆ サムスン電子の実績、新紀元 ◆

  • サムスン電子、四半期実績でまた最高値を記録…半導体で10兆ウォン
サムスン電子はこの3ヶ月(7~9月)の間に、半導体のみで10兆ウォンを稼いだことが分かった。同じ期間の半導体の売上対比の営業利益率は、これまでで最高の50%と推定される。半導体で1000ウォンを売って500ウォンを残したわけだ。このような半導体の力で、サムスン電子の今年第3四半期の営業利益は14兆5000億ウォンと、四半期史上での最高記録を再び書き換えた。

サムスン電子は13日、暫定実績として去る第3四半期に売上げ62兆ウォンと営業利益14兆5000億ウォンを記録したと明らかにした。前年同期と比較して、売上げと営業利益はそれぞれ29.6%と178.8%増加した。利益は1年のあいだに3倍近くに増えた。

半導体を含む第3四半期全体の営業利益率は、第2四半期(23.1%)を超える23.4%で過去最高を記録した。サムスン電子の第3四半期の営業利益率は、iPhoneの販売会社である米アップル社(第2四半期23.7%)のあごのすぐ下にまで追撃した数字だ。

このような歴代最高の実績は、第3四半期の営業利益の70%を占めた半導体事業のおかげだ。証券業界では、第3四半期の半導体部門の売上げが史上初めて20兆ウォンに達し、営業利益も10兆ウォンに迫るものと推定している。半導体事業の営業利益率が50%に到達したという意味だ。

去る第3四半期の半導体事業の営業利益率が25.7%であった点を勘案すれば、利益率は2倍に跳ね上がった。

先月に出荷されたスマートフォン「ギャラクシーノート8」効果も、史上最大の実績に寄与したと分析された。スマートフォンの販売を担当するIM事業部の今年第3四半期の営業利益は3兆4000億ウォンで、昨年(1000億ウォン)に比べて34倍も急増したことが分かった。

半導体とスマートフォンが利益をけん引していることから、サムスン電子は今年の第3四半期は売上げ・営業利益・営業利益率のすべてで、四半期史上の最高値で「トリプルクラウン」を得ることになった。
  • 毎日経済 ムン・イロ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-10-13 22:16:02




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