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韓国の国家信用格付け「安定的」を維持…「北の脅威の影響は微々」


世界3大格付け会社の一つであるムーディーズは18日、韓国の国家信用格付けを「Aa2」で維持した。信用格付けの見通しも「安定的」で、変わりはなかった。最近のたびかさなる北韓(北朝鮮)の挑発を、韓国経済のリスク要因として見ながらも、経済・金融市場には大きな影響を与えていないという判断からだ。

8月29日から3日のあいだ韓国政府との年次協議を行ったあと、この日に評価報告書を発表したムーディーズは「韓国の強い経済回復力、財政の健全性、透明な政府の制度などを土台に現行の評価を維持することにした」とし、「高齢化や企業の構造調整、高い家計負債が成長の制約要因だが、韓国は今後5年間で2~3%台の堅調な成長が可能であり、革新成長に関連した高い競争力も強みだ」と総評した。

報告書は「北韓関連の不確実性が高まっており、軍事的衝突時は韓国の信用格付けに大きな影響を与えるだろう」としながらも、「現在までのところ、経済・金融市場への影響は微々たるものだ」と評価した。
  • 毎日経済 プ・ジャウォン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-10-18 17:57:34




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