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現代重工業、超大型船4億ドル受注


現代重工業はひと月ぶりに超大型鉱石運搬船(VLOC)の大規模受注に再び成功した。

現代重工業は23日、ポラリスシッピングから32万5000トン級のVLOC 5隻(4億ドル)を追加で受注したと明らかにした。先月26日に10隻を受注した際に締結したオプション契約に基づくもので、現代重工業の受注規模は総15隻・12億ドルに増えた。

ポラリスシッピングは最近、世界最大の鉱業チェーンのブラジルのヴァーレ社と結んだ傭船契約にしたがって今回の追加発注を行った。

この船は長さ340メートル、幅62メートル、高さ29.8メートルで、全羅南道霊岩(ヨンアム)の現代三湖重工業で建造される予定だ。

今回の船は、今後に強化される環境規制に対応できるように「LNGレディ(ready)」デザインと、平衡水処理装置、スクラバー(排ガス洗浄装置)等が採用される。 LNGレディデザインが適用されるとバンカーC重油だけでなく、液化天然ガス(LNG)も燃料として使用することができる。

スクラバーを装着すると、硫酸化物(SOx)の排出を大幅に削減することができる。ポラリスシッピングの関係者は、「最近発注した超大型鉱石運搬船18隻(約1兆7000億ウォン規模)をすべて現代重工業グループに発注することになった」と明らかにした。

現代重工業の関係者は、「これまで総7隻のVLOCを引き渡し、ポラリスシッピングと信頼を築いてきた」とし、「難しい受注環境だが、環境にやさしい・高品質な技術力を土台に受注目標の達成に最善を尽くした」と話した。

現代重工業グループの造船3社は今回の契約で、今年に入ってこれまで総110隻・67億ドルを受注し、目標の75億ドルに比べて90%を達成した。
  • 毎日経済 ムン・ジウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-10-23 17:13:46




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