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カカオバンク発足100日…半分の成功


「カカオバンクショック」という言葉を出るほど突風を起こしたカカオバンクが発足100日を迎える。

時間と場所にとらわれず金融取引可能な時代を開き、わずか100日でなんと加入者400万人を突破した。しかし相談不通、サービス障害などの限界点も表わした。カカオバンクは発足1ヵ月あまりで加入者307万人を記録し、2カ月で390万人を超えた。

2日、金融圏によると、先月20日基準でカカオバンクの加入者は420万人でケイバンク(K Bank)の加入者40万人のなんと11倍に近い差を広げた。

現在、初期より加入者の増加傾向は鈍化しているが信用融資の増加額はいまだ急成長している。融資残高は発足した1ヵ月目に1兆4090億ウォンで始め、2カ月目には2兆5700億ウォン、先月20日には3兆1000億ウォンを記録した。預金残高は先月20日、3兆8000億ウォンを記録した。

市中銀行まで変化させたカカオバンクのナマズ効果は手数料からマーケティングまでにわたって繰り広げられた。市中銀行に比べ手数料を10分の1の水準に下げた簡便海外送金サービスを開始すると、銀行も振込手数料を引き下げてサービス対象国を拡大するなど、素早い対応に乗り出した。

デザインマーケティングの力も証明した。カカオトークのスタンプを活用したチェックカードは市中銀行に「キャラクター」マーケティング競争を触発させた。SC第一銀行とNH農協銀行などは、カカオバンクのチェックカードの爆発的な成長に対抗し、それぞれマーベル、ディズニーのキャラクターと自主制作キャラクターなどを相次いで発売した。このような成果にカカオバンクはKEBハナ銀行と共に大学生のメインバンク5位に上がった。

メインバンクとしては5.8%が選択し、KEBハナ銀行と同率を成した。営業期間が3カ月に過ぎないカカオバンクがKEBハナ銀行、IBK企業銀行、SC第一銀行など数十年の歴史の銀行を追い上げて5位を占めたのだ。しかし、相談障害などの一部未熟な姿で失望を抱かせたりもした。発足100日を翌日に控えた現在も、顧客相談サービスが円滑でない。最近にはチェックカードのエラーで決済ができない状況で、お金が引き出される事件が発生した。

カカオバンクはこれらの不便を解消するために、早いうちに第2の顧客センターを運営する予定だ。

カカオバンクは3日、ソウル駅に位置するソウルオフィスでイ・ヨンウ、ユン・ホヨン共同代表が主宰する記者懇談会を開催する。彼らはこの日、去る100日間の記録を見て今後の計画についてのビジョンを提示する予定だ。

一方、カカオバンクに続いて第3・4のインターネット専門銀行の誕生も予告された。
  • 毎日経済 オ・チャンジョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-11-02 17:26:43




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