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あまりにも高価なiPhone X、開けてみれば興行不振

一日販売量5000台及ばず 

AppleのiPhone Xの興行突風はなかった。発売前から予約者が集まって供給不足が懸念されるという推測が飛び交ったが、実際に販売が開始されると予想ほどの実績を上げられていない。

5日、関連業界によると、先月24日に国内移動通信3社のAppleのiPhone X一日平均販売量は3000~5000台水準にとどまったことが分かった。

業界で通常「大ヒットフォン」に分類される一日平均1万台の販売に大きく及ばない水準だ。一方、先立って発売されたサムスン電子の上・下半期の戦略スマートフォンギャラクシーS8(一日平均7000台)とギャラクシーノート8(1万3000台)は、現在両モデル合計で一日平均2万台が販売されており対照を成した。

販売不振の原因の中には、高価な価格が作用するものと思われる。iPhone Xの移動通信会社出庫価格は64GBモデルが136万700ウォン、256GBは155万7600ウォンだ。サムスン電子の64GBモデルが109万4500ウォン、256GBが125万ウォンである点を勘案すると、25万ウォン以上高い価格だ。

業界関係者は、「予約販売にAppleマニアたちが積極的に参加したうえ物量も多くなく、すぐに完売してよく売れたようだが、実際は開通初日から一般販売が可能なだけに物量に問題がなかった」とし、「出庫価格が高すぎる反面、販売は予想より低調で、流通店ではむしろ次の物量を受けることを忌避する状況だ」と伝えた。
  • 毎日経済 ソ・ドンチョル記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-12-05 17:43:02




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