LGテレコムとネイバーがAIスピーカーを発売…ホームメディア1位を目指す


  • LGテレコムのクォン・ヨンス代表理事副会長(右)とネイバーのハン・ソンスク代表が「フレンズ+」を紹介している

移動通信社であるLGテレコムがポータルサイトであるネイバーとAIスピーカーを発売した。LGユープラスは高品質の人工知能(AI)サービスを、ネイバーは広い流通網をそれぞれ確保したという点でウィンウィン(Win-Win)の戦略として評価される。

LGテレコムのクォン・ヨンス代表理事副会長は18日、ソウル龍山社屋で行われたAIスピーカーの発売懇談会に出席し「AI結合でさらにスマートなホームIoTを実装できるようになった。既存のセットトップボックスもAI機能をアップグレードする計画」とし「一番のホームIoT、IPTVとAIの相乗効果で完成度の高いホームサービスを提供する」と明らかにした。

この日公開された製品はネイバーのAIスピーカーである「フレンズ」の機能を強化した「フレンズ+」とLGユープラスが音響性能を強化した製品(製品名未定)の2種だ。 LGユープラスはAIスピーカーを含むスマートホームサービスを「U +我が家のAI」と命名した。

LGユープラスIoTオンラインホームページで20日からフレンズ+と独自開発AIスピーカーを単品で販売する。価格はそれぞれ12万9000ウォンと14万9000ウォンだ。主な機能は同じだが音響性能はLGユープラスのAIスピーカーがより優れている。

  • LGテレコムのクォン・ヨンス代表理事副会長がホームIoT事業成果について発表している

「翼」を得たLGユープラスのホームメディア事業

LGユープラスは競合他社よりも遅いが、ネイバーとAI事業分野で協力しながら競争力を備えることになった。移動通信3社のうち3位の事業者だが、競争優位性のあるホームIoT市場での影響力を強化することができる見込みだ。 LGユープラスは世界で初めてホームIoT加入100万世帯を突破して、独自の推定基準の市場シェアは71%に達している。46社の建設会社の新築マンションやオフィスビルにもホームIoTを適用する予定だ。

注目される部分はAIスピーカーを通じたホームIoTの音声サポートだ。クォン副会長は「従来はスマートフォンを開いてアプリを実行する必要があり、ホームIoT利用率が低かったが、AIスピーカーはこの問題を解決してくれる」とし「今後AI、ホームIoT、IPTVが相乗効果を出すなら、LGユープラスがホームメディア側で確実な1等になれると確信している」と強調した。

今回発売したAIスピーカー2種はネイバーフレンズとは異なる製品だ。フレンズ+も見た目は同じだがサポートに違いがある。区別される代表的な機能はIoTだ。クロバ(Clova)を搭載したネイバーのAIスピーカーである「ウェーブ(Wave)」「フレンズ」とは異なり、LGユープラスの提携業者の家電を制御することができる。「ホームIoTに私は寝ると伝えて(スリープモード)」「ホームIoTに私は出かけると伝えて(外出モード)」などの命令は家電、照明、カーテン、ガスバルブなどを同時に操作する。

キッチンではLGユープラスと提携を結んだLG生活健康、GSリテールを通じて生活必需品、食料品などの注文機能を利用することができる。ユーザーはLG生活健康の従業員割引で商品を安価に購入することができ、即日発送が必要な場合はGSリテールのGSフレッシュで注文すればよい。

LGユープラスのキッズコンテンツプラットフォームである「子供の国」による機能もサポートしている。英語の歌・童話機能と拡張現実(AR)技術を活用した恐竜遊び機能などを搭載した。クローバーが既存で提供した「英語会話」と「パパゴ翻訳機能」も利用可能で、子供の外国語学習に役立つものと期待される。

ネイバーの膨大なデータベース(DB)を活用するため、検索機能も優れている。音声を介して知識百科検索、画像検索などを利用することができる。IPTVサービスのユープラスtvと連携して「キーワードVOD」検索にも対応する。映画のタイトルがわからないとき「ニューヨークが舞台の映画、探して」「ブラッド・ピットが出演する90年代の映画」などの命令で関連作品を見つけることができる。

  • LGユープラスがハードウェアを独自に開発したAIスピーカー。 AIエンジンはネイバーのクローバー

AIスピーカー市場はまだ秒読み…ネイバー 「オープンプラットフォーム指向」

LGユープラスはまた、AIスピーカー市場攻略のためIPTV、IoTの新規加入者を対象に「お客様感謝大祭」を進行することにした。来る20日から来年1月31日まで、ユープラスインターネット(ギガスリムまたはギガインターネット)加入顧客がユープラスtvに新規加入する顧客とこれとは別にIoTパッケージ商品5種(子供安心、シングル男女、親安心、伴侶動物、気持ちのままにIoT)に新規加入する顧客がイベント対象だ。

これはまだ、はっきりとした成果が出ていない状況で短期的に市場シェアを引き上げる措置とみられる。実際、SKテレコムとKTのAIスピーカーの合算累積販売台数も100万台を下回ることが分かった。国内の高速インターネット加入回線は昨年10月を基準にして約2115万人に達するという点で潜在的な需要が多いという説明だ。

両社はAIスピーカー発売だけでなくB2B市場でも協力している。先立って去る10月にLGユープラスとネイバーは大宇建設と事業協約を締結して「プルジオ」アパートにホームIoTプラットフォームを構築することにした。ネイバーの「ブランド」価値は、LGユープラスのホームIoT B2B事業にも大きな助けになる見込みだ。ネイバーが様々な事業を行っており、AI連携サービスの拡大が容易だからだ。

ただしネイバーはLGユープラスに限定されず、パートナーを拡大する方針だ。 LGユープラスに続いてSKテレコム、KTなどとのコラボレーションも可能だというのが会社の説明だ。

ネイバー関係者は「クローバはネイバーとラインが保有する技術力とデータを基に、最高レベルのスマートAIアシスタントサービスを提供する」とし「自社サービスだけでなく、外部のデバイスとサービスのための開かれたプラットフォームを目指す」と説明した。

また、両社のコラボレーションにより既存のネイバーのAIスピーカーユーザーも恩恵を受ける見込みだ。LGユープラスの関係者は「今はできないが、長期的にIPTV、IoTなど、フレンズ+がサポートする機能をネイバーフレンズでも使えるようにする計画だ」と語った。フレンズ+とフレンズは容易に区別することが困難で、製品の下部のラベルを確認しなければならない。
  • 毎日経済 デジタルニュース局 パク・ジニョン記者 / 写真提供=LGユープラス | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-12-21 14:41:12