ネットマーブル、韓国内ゲーム業界売り上げ1位を予約


ネットマーブルゲームズ(Netmarble Games/ネットマーブル)は昨年、過去最大の売上げ2兆4248億ウォンを記録し、国内ゲーム業界ではネクソンを抜いて事実上の1位の座を予約した。創立18年めで売上げ2兆ウォンを突破したネットマーブルは、既存の領域であるモバイル事業を超えてPCオンライン・コンソールゲームへの多角化を宣言した。また、モバイルゲームとKポップ・ドラマ・映画などを組み合わせた新ジャンルで、グローバル市場の攻略を大幅に強化する方針だ。

ネットマーブルは6日、昨年の売上げは前年比60%増の2兆4248億ウォン、営業利益は前年比72%増の2954億ウォンを記録したと発表した。昨年の第4四半期の売上げは前年同期よりも33%増加した6158億ウォンで、営業利益は前年同期比で21.5%減の926億ウォンだった。証券業界では一昨年の売上げ1位だったネクソンは、昨年は2兆3000億ウォン台の売り上げを上げたと予想している。この予測が外れなければ、2000年に資本金1億ウォンで設立されたネットマーブルは、18年めで国内ゲーム業界第1位になる。

ネットマーブル理事会のパン・ヂュニョク議長は6日、シェラトンソウル ディキューブシティホテルで記者懇談会を開き、「海外市場で韓国型RPG(ロールプレイングゲーム)がうまく定着して国外売上げが大幅に増え、その結果、昨年は史上最大の売上げを記録することができた」と説明した。

ネットマーブル全体の売上げから海外の売上げが占める割合は、2013年の14%から昨年は54%に急成長した。モバイルゲーム『リネージュ2レボリューション』が成長を牽引した。売上げ1兆ウォンを達成したこのゲームは、海外でも大きな成功を収めた。リネージュ2レボリューションは昨年8月、日本での発売直後にAppleのApp Storeで1位を占め、北米でも1位に上がった。パン議長は「昨年の下半期から日本とドイツ、ロシアなどでもネットマーブルが10位圏に進入した」とし、「世界で2番目に大きい日本のモバイル市場での売上げが増加しているのが鼓舞的だ」と強調した。

2014年に経営危機を宣言してモバイルゲームに体質変化を宣言したネットマーブルは、今年はPCオンラインゲームとコンソールゲームに事業を多様化する。

ネットマーブルはモバイルゲーム『セブンナイツ(Seven Knights)』を、任天堂のコンソールゲームSwitch(スイッチ)用に開発中だ。また、国内の小型ゲーム会社ネオストリーム(Neostream)社とコンソール・PCゲームを開発する予定だ。

パン議長は「良いオンラインゲームは少なく、この部分に対する渇きは大きい」とし、「PCゲームとコンソール市場に積極的に投資する予定だ」と語った。

パン議長は「これまで国外の知的財産権(IP)に依存していたならば、いまや私たちが少しずつ成長させた自社の知的財産権を活用して、より大きな知的財産権として育成する」と明らかにした。ネットマーブルはこれまで、ディズニー社のマーベル、NCソフトのリネージュなどのサードパーティ製の知的財産権を活用したモバイルゲームで良い成績を収めた。今年に発表される新作18種の中にも、NCのPCオンラインゲーム『ブレイドアンドソウルレボリューション』、イギリスのファンタジー小説『ハリー・ポッター』をテーマにしたものなどが含まれている。

これとあわせて、ネットマーブルは国内と台湾で成功した自社のモバイルゲーム『セブンナイツ』の後続作(『セブンナイツ2』)を製作し、モバイルゲーム『みんなのマーブル』はグローバルブランドの「リッチグラウンド」に統合して全世界で発売する。人気野球ゲーム『魔球魔球(マグマグ)』も日本市場を狙った『激烈魔球魔球』として再誕生させる。

またネットマーブルが2000年代初めにサービスしたオンラインゲーム『キャッチマインド』『野菜ブロッコリー』もモバイルゲームとして発売する。このゲームの中に丸いキャラクターの「クンヤ」が登場するが、ネットマーブルはクンヤIPを活用したキャラクター事業を拡大する計画だ。

ゲーム内に人工知能(AI)を適用した「インテリジェントゲーム」の開発も始まっている。「 AI アルファ碁」のようにプレイヤーと対戦する方式ではなく、利用者のプレイなどを分析してゲームの展開に変化を与えるなど、相互交流するゲームだ。このためにネットマーブルは国内にAIゲームセンターを設立し、北米にグローバルな人材を誘致するためのAIラボを設立する。

ネットマーブルはKポップ・ドラマ・映画などをモバイルゲームと組み合わせた新ジャンルを開拓すると発表した。その最初の作品が上半期に全世界で発売されるモバイルゲーム『BTS(防弾少年団)ワールド』だ。グローバルスターに浮上した国内アイドルBTSを育成するゲームだ。パン議長は「このゲームのためにBTSが1万枚以上のイメージと動画を100以上撮った」とした。

昨年5月に国内証券市場に上場したネットマーブルは当時、「5兆ウォンをグローバルゲーム社の買収・合併に投資する」と述べたことがある。パン議長は「ネットマーブルと相乗効果を出して、私たちの成長に寄与する会社を探している。ゲーム開発会社だけでなく、AI・IP関連会社をひろく検討している」とした。
  • 毎日経済_イ・ソニ記者
  • 入力 2018-02-06 19:11:45.0

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