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円安の力…日本車、今年もすいすい走る


昨年の輸入車市場の「びっくりスター」はだんぜん「日本車」だ。燃費が良いうえに円安で価格競争力も確保して、日本車はフォルクスワーゲンとアウディの空席を埋めた。韓国輸入自動車協会によると昨年、日本車は前年比で23%増の4万3582台が売れた。国内市場シェアも18.7%で、前年の15.7%から3%ポイント上昇した。輸入車業界の関係者は、「燃費効率に優れた日本車が円安で価格競争力まで備えたことで、国内消費者の選好度が高まっている」と説明した。

今年も国際原油価格が60ドル台を維持し、円安も続くだろうという見通しが出たことから、日本車の人気傾向は続くだろうという分析だ。国内の日本車メーカーも相次いで新車発売を準備して出撃準備を整えた状況だ。

まず、国内の日本車では長兄格のトヨタコリアは、来月ころに「プリウス」の末っ子級ラインナップ「プリウスC」を国内市場に発売する。主力モデルのプリウスのラインナップを拡大し、国内のハイブリッド市場の熱気を続けていくという戦略だ。プリウスモデルは燃費と実用性を問う社会新人たちに大きな人気を集めるものと期待している。まだ政府から燃費認証を受けていないが、平均燃費はリッターあたり30キロメートル以上になるものと予想される。

レクサスはプレミアムハイブリッド「LS500h」が販売に入った。 LS500hはスポーツセダンのような姿で、これまでの「社長」車という汚名をそそいだ。前モデルより全高は5ミリ、フードとトランクはそれぞれ30ミリと40ミリ下げて若い感じを加えた。最大トルク35.7㎏mと最高出力299馬力の力を発揮して、車線維持補助や緊急制動補助などを備えた「レクサスセーフティシステムプラス」で安定した走行も可能なことが特徴だ。

昨年、1万台突破に成功したホンダ・コリアは「アコード」を先鋒に立てる。 2018年の北米カーオブザイヤーを受賞して期待の主として浮上しているアコードは、昨年の国内市場で6775台が売れて、ホンダ・コリアの全体的な業績をリードした。

新型アコードは旧型よりも広く低くなった車体と、ハッチバックに似た後ろ姿が特徴だ。超高張力鋼板とアルミの割合を拡大して重量を50キログラム以上も減らし、燃費効率も高めたという説明だ。ホンダ・コリアは上半期にアコードを発売し、昨年に続いて2年連続1万台の販売目標を達成するという覚悟だ。

「日本車は燃費の良い実利型」という認識を破るモデルも登場する。韓国日産の「インフィニティQ60」だ。 2015年にコンセプトモデルとして公開された後、2016年に公式デビューしたインフィニティのプレミアムクーペだ。短い全長と広く低い車体でスポーティさを加えた。国内では一度もリリースされたことがないQ60は、上半期の発売を目標に出撃を準備している。
  • 毎日経済_カン・ヨンウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-02-11 16:54:25




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