英国と通貨スワップ締結を推進…カナダ、スイスに続き


韓国は英国とウォン・ポンド通貨スワップを推進していることが確認された。成功した場合、基軸通貨国としてはカナダとスイスに続き3番めの通貨スワップとなる。 12日、政府の高位関係者によると企画財政部と韓国銀行は昨年から、英国に両者通貨スワップを打診している。まだ規模と満期は決まっていないが、肯定的な話が行き交っていると伝えられた。

政府の高位関係者は「英国の場合、2016年6月のブレクジット(英国の欧州連合脱退)国民投票の後はポンド安定に気を使っている」とし、「妥結までに難関があるだろうが、両国間の利害関係が一致する部分がある」と語った。通貨スワップ協定とは、自国通貨を預けておき、緊急時に相手国通貨やドルを借りてくるものだ。 9日に発表したように来る20日にスイスとの契約を締結すれば、韓国は昨年10月に延長に成功した韓・中通貨スワップ(560億ドル)をはじめ、8つの両者・多国間通貨スワップを保有することになる。

特に韓国政府は、昨年から基軸通貨(米ドル、ユーロ圏ユーロ、日本円、英国ポンド、カナダドル、スイスフランなど6つ)との通貨スワップに力を入れてきた。 2008年の世界金融危機の直後、異例で結んだ韓・米通貨スワップが2010年に終了し、2001年から始まった韓・日通貨スワップも2015年に終了した後、政治的理由で交渉が再開されずにいるからだ。

政府が努力した結果、6つの基軸通貨のうちで昨年11月にカナダと無制限・無期限通貨スワップを締結し、スイスとは106億ドル(100億スイス・フラン、約11兆2000億ウォン)・3年の通貨スワップ締結を目前にしている。

韓・英の通貨スワップ締結時には、先だって結んだカナダとスイスとの通貨スワップ以上の意味を持つことになる。国際銀行間通信協会(SWIFT)によると、英国ポンドは国際決済に占める割合が7.4%で、ドル(39.8%)とユーロ(33.1%)以下だが円(3.1%)やカナダドル(1.9%)よりも高い位相を持っている。

米国の金利引き上げが本格化して世界の金融市場の不安定性が高まる中で、基軸通貨国との通貨スワップ締結が持つ意味は格別だ。

米国・ユーロ圏・日本・英国・カナダ・スイスなど6つの基軸通貨国は制限を事前に定めない、常設化された通貨スワップネットワークを形成している。したがって、韓国がカナダとスイスに続いて英国と通貨スワップを結ぶ場合、これらの先進国間の通貨スワップネットワークにも間接的に接続されるわけだ。

企画財政部の関係者は去る9日、スイスとの通貨スワップ契約を発表した当時、「スイスは6つの基軸通貨国の一つで、今回の通貨スワップは昨年11月のカナダに続き、金融危機時に活用可能な外貨部門の安全弁を強化したことに意義がある」と説明した。

しかし通貨スワップ交渉を進める政府と韓国銀行の当局者は依然として慎重な反応だ。韓国銀行の関係者は、「通貨スワップは一朝一夕で成立するものではなく、交渉の途中で政治的な理由で霧散したり遅延する可能性がある」とし、「カナダのスワップは無制限・無期限だが、スイスの場合は制限・満期があるように、交渉に応じて最終的な結果が大きく変わる」と語った。
  • 毎日経済 チョ・シヨン記者 / 写真=キム・インオ記者
  • 入力 2018-02-12 17:56:49.0

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