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大宇造船、原油運搬船を3隻受注…今年の受注額1兆ウォン突破


大宇造船海洋は液化天然ガス(LNG)船に続き超大型原油運搬船(VLCC)まで、相次いで受注に成功した。去る27日、オセアニア地域の船主から3943億ウォン規模のLNG運搬船2隻の建造事業を獲得したと公示してから一日ぶりだ。

大宇造船海洋は28日、欧州の船主からVLCC 3隻を受注したと発表した。船舶工事を発注した船主側の要請で、大宇造船海洋は受注金額を明らかにしなかった。しかし造船・海運市況のリサーチ機関クラークソン(Clarkson PLC)によると、1月末の時点でVLCC 1隻当たりの市場価格は約8300万ドルという点を勘案すると、業界では今回の受注額は2億5000万ドル(約2708億ウォン)以上と見ている。これらの船舶は玉浦(オクポ)造船所で建造され、2020年の上半期までに船主側に引き渡される予定だ。

今回受注した30万トン級のVLCCは、長さ336メートルと幅60メートルの規模だ。特に国際海事機関(IMO)の環境規制基準を満たしている環境にやさしい船舶で、高効率エンジンと最新の燃料節約技術など、大宇造船海洋の最新技術が採用される。

今回の受注で、大宇造船海洋は今年の累積受注額1兆ウォンを突破した。

大宇造船海洋は今年、LNG運搬船4隻とVLCC 3隻、そして特殊船1隻の計8隻を約10億2000万ドル(約1兆1000億ウォン)で受注した状況だ。今年の目標額55億ドルのうち、約18%を既に達成したわけだ。いわゆる「造船ビッグスリー」と呼ばれる現代重工業グループとサムスン重工業も、今年の累積受注額は1兆ウォンを突破した。

造船業界の関係者は、「1~2月はオフシーズンであることを勘案すれば、ビッグスリーの今年の受注見通しは悪くないほう」だとし、「ドル安基調と激しいグローバル競争が、受注目標達成の変数になるだろう」と語った。
  • 毎日経済_ウ・ジェユン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-02-28 20:28:23




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