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焼酎やおつまみの価格が次々引き上げ…最低賃金引き上げにより触発


最低賃金引き上げにより触発された値上げの風が会社員と庶民に人気の酒類全般にも影響を及ぼしている。

11日、業界によると最近多くの飲食店で焼酎やビールの価格が500~1000ウォン値上げされただけでなく、つまみと二日酔い解消ドリンクなどお酒と関連した商品の価格も全体的に上昇した。

ソウル市江南区の飲食店の場合、4000~5000ウォンで売っていた焼酎を5000~6000ウォンに、江北地域は3000~4000ウォンへと、4000~5000ウォンに値上げした事例が相次いでいる。

酒類業者は出庫価格を引き上げていないが、個々の飲食店で人件費の負担を相殺するために酒類の価格を上げた事例が多い。

昨年12月の外食物価上昇幅は2.7%と、1年7カ月ぶりに最高値を記録し、今年1月には上昇幅が2.8%と、より大きくなった。先月も2.8%の上昇幅を維持した。

1~2月の外食物価上昇率は2016年2月に2.9%を記録した後、ここ2年間で最も高い水準だ。

値上げは酒類だけではない。原材料の価格と人件費の上昇を理由におつまみの価格を上げる店も少なくない。漁獲量の減少を理由に昨年から価格が急騰したイカのようなおつまみが代表的だ。値上げ幅は1万~2万ウォン台のおつまみの場合1000ウォン以上が一般的だ。

代表的なビールのおつまみであるフライドチキンも小規模なチキン店で価格を引き上げるケースが相次いでいる。大型フランチャイズも値上げを検討中なので1万ウォン台後半のチキンの価格が2万ウォンに迫る可能性が高まっている。

飲食店やバーに行かずに一人でお酒を楽しむ「ホンスル族」にとってもおつまみの価格は負担だ。

コンビニのCUは最近、「ショッタリ」、「チンオランン」などイカ関連の干物のおつまみ24品目の価格を最高で20%引き上げた。

二日酔い解消ドリンクも500ウォンずつ値上げされた。CJヘルスケアは国内1位の二日酔い解消飲料ブランド「コンディション」主要製品の価格を今月から500ウォンずつ引き上げ、「ホッケコンディション」(100㎖)とコンディションレディ(100㎖)のコンビニエンスストアの販売価格はそれぞれ4500ウォンから5000ウォンに値上げされた。
  • 毎日経済 デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-03-11 09:37:52




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