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サムスン電子の半導体社長団、突然の中国訪問


李在鎔(イ・ヂェヨン)サムスン電子副会長は2日、中国南部の深センへの出張に発った。

去る2月の控訴審で執行猶予で釈放された後、2回目の国外出張だ。今回の出張には、半導体やディスプレイを総括するDS部門の金奇南(キム・ギナム)社長、チン・ギョウン社長(ファウンドリ事業部長)、カン・インヨプ社長(システムLSI事業部長)イ・ドンフン サムスンディスプレイ社長が同行した。

李副会長は出張期間中に、サムスン電子が2016年に5000億ウォンを投資した中国の代表的な電気自動車会社であるBYD(比亜迪汽車)をはじめ、主要な企業の経営陣とミーティングを持つと伝えられた。

李副会長はBYDのほかに、主要顧客のテンセント(騰訊)やファーウェイ(華為技術)、DJI社などの本社研究所がある深セン市を異例的に社長団と訪問することをめぐっては、重要な契約の締結や議論があるという観測も出ている。

サムスンの関係者は「非常に多くのミーティングが予定されていると聞いている」とし、「深センのほかに、他の地域も回るかもしれない」と語った。

また中国最大のベンチャークラスタである深センを回って、新事業の投資機会も物色すると見られる。

一人でヨーロッパとカナダを回った最初の出張とは異なり、サムスン電子の核心である半導体の社長団が大挙同行したことで、李副会長が本格的な経営の動きを開始したという分析が出ている。
  • 毎日経済_ファン・ヒョンギュ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-05-02 19:36:47




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