トップ > 数字経済 > 企業 > ハノテック、シルバー世代用の軽量スクーター出荷

ハノテック、シルバー世代用の軽量スクーター出荷


  • ハノテック、シルバー世代用の軽量スクーター出荷
  • 高齢者・障害者用スクーター「Gilbot」



中国産が幅を利かせる小型電動スクーター市場で、はるかに性能の優れたスクーターで市場を開拓する企業がある。全羅北道完州郡(ワンジュぐん)に所在するハノテック(HANHO TECH/代表キム・ギョングン、58)社は、スマート電動四輪車「Gilbot(ギルボット)」を作る会社だ。ハノテックのキム・ギョングン代表は、ロボット業界ではよく知られたベテランの最高経営責任者(CEO)だ。 1995年に「マイクロロボット」社を設立し、コスダック上場まで導いた経歴がある。

キム代表は「マイクロロボットを売却した後に新しい事業ネタを探したところ、シルバー世代用のスクーター市場の成長可能性を発見し、開発に乗り出した」と語る。キム代表が開発したギルボットは、歩くのが不便なお年寄りや障害者が乗る小型電動四輪車だ。キム代表は「中国産・台湾産のスクーターが韓国市場の大部分を掌握しているが、これらの製品は品質が落ちる」とし、「技術を直接開発したし、中間流通過程も省略して性能の良いスクーターを中国産と同様の価格で出荷している」と説明した。

ギルボットの最大の利点は軽量・折りたたみ機能だ。キム代表は「ギルボットは重量が中国産の半分に過ぎない40㎏台で、軽くてたたんでバンに乗せて移動することができる」とし、「他の地域へ旅行したり、修理に出す時も従来製品よりもはるかに便利だ」と語った。

中国産の電動スクーターは鉛バッテリーを使用して重いが、ハノテックの製品はリチウム・鉄リン酸塩電池を使用して重量を減らした。キム代表は「中国産製品が90㎏に迫り、移動距離も短くて持ち運びが不便な点を改善した」とし、「バッテリー使用期限も中国産は1年ほどの水準だが、わが社の製品は3年ほどでずっと長い」と説明した。
  • 毎日経済_ソン・ミングン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-05-22 17:16:19




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア