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「バトルグラウンド」のBUBG社、米ゲーム社に訴訟提起


  • 「バトルグラウンド」のBUBG社、米ゲーム社に訴訟提起


世界的に4200万コピーが売れたPCオンラインゲーム『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』(以下、バトルグラウンド)を制作したブルーホールの子会社PUBG(パプチ)社が、米ゲーム社「EPIC GAMES(エピックゲームズ)」の制作したPCオンラインゲーム『FORTNITE(フォートナイト)』の国内サービス中断を要求し、訴訟を進行中であることが確認された。

24日の情報技術(IT)業界によるとパプチは去る1月、エピックゲームズコリアを相手に「著作権侵害禁止仮処分申請」をソウル中央地方裁判所に提起するなど、訴訟手続を進めている。パプチの関係者はこの日、「フォートナイトがバトルグラウンドの主要な特徴をそのままコピーしたという判断に基づいて、バトルグラウンドの知的財産権(IP)を保護するために、著作権侵害禁止の仮処分申請を行い、結果を待っている」とした。これに対してエピックゲームズは、「訴訟について公開するだけの立場にない状態」だと明らかにした。

昨年の3月24日、PCオンラインプラットフォームSteam(スチーム)から発売したバトルグラウンドは、リアルなグラフィックで実現したバトルロイヤル・ジャンルで、「スチームで最も急速に100万コピー売れたゲーム」として記録されるなど、突風を起こした。

しかし同年9月にエピックゲームズが、100人のうち最後の1人だけが生き残るバトルロイヤルジャンルにバトルグラウンドと同様の画面構成(UI)を適用した『フォートナイト』バトルロイヤルモードを公開して「盗作論議」を引き起こした。フォートナイトは3月に初めて公開されたとき、城壁を築いて守る「セーブ・ザ・ワールド」モードのみだったが、バトルグラウンド人気の後の9月からバトルロイヤルモードを追加・公開した。

しかしフォートナイトは29.99ドル(約3万2000ウォン)で販売されているバトルグラウンドとは異なり、無料で提供していることから急速に利用者を確保し、現在の累積利用者はバトルグラウンド(4200万人)に匹敵する4000万人を記録している。

フォートナイトは去る1月、試験サービス格のオープンベータサービスを国内で開始した後、上半期の国内PC房(ネットカフェ)への正式進出を準備していた。このためにネオウィズ(NEOWIZ)と手を組んで、全国1万のPC部屋加盟店で正式サービスを開始しようとしたが、今回の仮処分訴訟で計画に支障をきたすことになった。先月、パプチは中国のゲーム会社「网易」が世界市場に発売したモバイル バトルロイヤルゲーム『荒野行动(ファンイェシンヅン)』と『Rules of Survival(ルールズ・オブ・サバイバル)』が自社のゲームを盗作したとし、サービスと開発の中止を要求する訴訟も米国カリフォルニア州で提起していた。

ゲーム業界の関係者は、「パプチ側で徹底した法的対応とともに、自社IPの保護に乗り出したものと見られる」とした。
  • イ・ソンヒ記者/イ・ソキ記者
  • 入力 2018-05-25 00:29:38




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