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現代自、SUVの未来車「グランドマスター」公開


  • 現代自、SUVの未来車「グランドマスター」公開
  • 現代自動車は7日に開幕した「2018釜山国際モーターショー」で、コンセプトカー「HDC-2グランドマスター」を公開した。左からトーマス・スィミエラ現代自動車高性能部門担当副社長、イ・グァングク現代自動車国内営業本部長(副社長)、イ・サンヨプ現代自動車スタイリング担当常務。 写真提供=現代自動車



■ 2018釜山モーターショー開幕

2年ごとに開かれる「2018釜山国際モーターショー」が、7日のプレスデーを皮切りに開幕した。来る17日まで釜山BEXCOで行われる今年のイベントには、国内完成車8ブランドと海外完成車11ブランドなどが203台の車両を展示した。

15社がそれぞれ15分ずつ息をつく暇もなく進行したプレスカンファレンスで、有終の美を飾ったのは現代自動車だった。現代自動車は「ワールドプレミア(世界初公開)」として、現代スポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)のデザインの方向性を盛り込んだ「グランドマスターコンセプト(HDC-2 Grand Master Concept)」をサプライズ公開した。

車と一緒に舞台に上がったイ・サンヨプ現代スタイリング担当常務は、「グランドマスターは感性を加えたスポーティさという意味を込めた、現代自動車の新しいデザインの方向性センシュアススポーティネス(Sensuous Sportiness)が採用された第2のコンセプトカー」だとし「現代的なデザインDNAが世界中の顧客のさまざまなライフスタイルに合わせ、どのように広いスペクトルのデザインで表現することができるかを示すモデル」だと紹介した。

イ・サンヨプ常務は「チェス盤の上のキングとクイーン、ナイト、ビショップは集まればチームになるが、それぞれ固有の役割とその役割に応じた形状を持っている」とし、「これから出てくる現代自動車のデザインは、センシュアススポーティネスというデザインDNAの中で、それぞれの車ごとに固有の個性と役割を持つように設計する現代ルック(Hyundai Look)のデザイン戦略を採用する」と明らかにした。それぞれの役割に合ったデザインがよく表現されたモデルだろうという点から、世界最高のチェス選手を呼ぶ名称である「グランドマスター」をモデル名にした。

どの年よりエコカーの展示が増えたなかで、起亜自動車は今回のモーターショーで一度充電すれば380キロメートルを走ることができる電気自動車「ニーロEV」を公開した。

ニーロEVは1回の充電で380キロメートル以上を走行することができる64kwhバッテリー、または1回の充電で240キロメートル以上走ることができる39.2kwhバッテリーの2つのいずれかを選択することができる。

釜山に本社を置くルノーサムスン自動車は、今回のモーターショーで国内初のルノーのダイヤモンドエンブレムをつけて輸入される小型ハッチバック「クリオ」を中心に展示した。クリオは国内初の1000万ウォン台輸入車だが、小型車では見ることのできない高級仕様が国内発売モデルに大挙採用されて大きな関心を集めている。

モーターショーらしく、一般道路であまり見ることのない高性能車と高級モデルも大挙登場した。メルセデス-ベンツは今回のモーターショーで世界初の「ザ・ニュー・E300e」を公開した。これは10世代Eクラスのプラグインハイブリッドモデルで、純粋な電気自動車モードで最大約50キロメートル(欧州基準)まで走行できる。電気モーターのみで122馬力を出すことができ、エンジンとモーターを合わせたり、どちらか一方だけで走行することができる。

BMWはプラグインハイブリッドのオープントップ「i8ロードスター」と今後のBMWグループのデザインの方向性を示すコンセプトカー「Z4」を公開した。またSUVであるXファミリーの中で完全に新しくなった「ニューX2」と、デザインが変わった「ニューX4」などを展示した。
  • 毎日経済_釜山=イ・スンフン記者/キム・ヂョンファン記者/カン・ヨンウン記者] | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-06-07 18:13:42




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