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ウォン急落し1117ウォン...7ヶ月ぶりに最低


米・中貿易紛争の余波で25日、ドル当たりウォンが場中で1117.9ウォンにまで急落した。昨年の11月14日に場中で1120.7ウォンを記録した後、7ヶ月ぶりの最低値だ。米国に発する通商圧迫が再び激しくなりながら、その火の粉が韓国をはじめとする周辺国にとび跳ねる姿だ。この日、ソウル外国為替市場でドル当たりウォンは、前日の終値(1107.4ウォン)よりも9.8ウォン下落した1117.2ウォンで取引きを終えた。

ウォンはこの日、米国の関税措置に反発した中国が人民元を切り下げることによって下げ幅を大きくした。中国人民銀行が先週末に支払い準備率を0.5%ポイント引き下げた影響が大きかった。

この日のドル当り人民元は、前取引日との比較で0.0089元(0.14%)低い6.4893元で告示された。人民元が最近の4取引日の間で1.03%も下落したことになる。これにくわえて、市場参加者の間でリスク回避の雰囲気までが広がり、ウォン安をあおった。

DB金融投資のムン・ホンチョル研究員は、「米国が関税を通じて通商圧力をかけるやいなや、中国は自国通貨の価値を下げてドル高を作って対応する形」だとし、「人民元の騰落方向を追っていくウォンの立場では、それこそクジラのけんかでエビがつぶれる状況」だと述べた。
  • 毎日経済_チョン・ジュウォン記者
  • 入力 2018-06-25 18:00:29




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