KT「来年2月に5G開始...VRを大幅に強化」


「第5世代通信(5G)」の商用化に勝負をかけているKTは、早ければ来月に世界初のバーチャルリアリティ(VR)機器でIPTVを見ることができるサービスを開始すると発表した。また、来年2月にスペインのバルセロナで開催される「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」の時期に5G移動通信サービスを開始すると宣言した。

黄昌圭(ファン・チャンギュ)KT会長は12日(現地時間)、米カリフォルニア州ロサンゼルスで開幕した「ワールドモバイル・コングレス・アメリカ(MWCA)2018」のイベントに参加した後、記者らとの懇談会で「5G移動通信は単純な通信サービスではなく、産業の根幹を変えるインフラになる」とし、「来年2月のMWC前後に5Gを開始する予定であり、韓国をこえて世界的に認められる事業者になりたい」と抱負を明らかにした。続いて「4年前には2015年の平昌冬季オリンピックで5Gを開始すると宣言したし、昨年は世界初で5G商用化を行うと約束した。これを守る」と語った。5G移動通信は1ギガバイト(GB)級のコンテンツを、家庭や屋外を問わず10秒ほどでダウンロードできるサービスだ。

黄会長が明らかにした5Gの核心サービスはVR(仮想現実)だ。 KTが2007年のKTF時代に3G移動通信を開始し、ビデオ電話サービス「ショー(Show)」ブランドで人気を得ることに成功し、2011年には4G通信を開始して、高速インターネットを打ち出した「オーレアイフォン」で加入者を集めたように、来年に開始する5G移動通信は「VR」を掲げるという戦略だ。

このために早ければ来月、世界初でVRでIPTVを見ることができるサービスと機器を同時に出荷することにした。 KTの音声認識スピーカー「ギガジニー」のような、別途のブランドでVR機器にKT IPTVのコンテンツとVRに特化したコンテンツをサービスするというものだ。

黄会長は、「KTはVRに4年近く投資した。KTウィズパークで野球中継をVRにしたこともある。最近のVR機器はかなり軽量化し、画質はSDからフルHDレベルに発展した。すぐにでも驚くべきサービスを公開する」と述べた。

実際にKTはシリコンバレーのスタートアップ「バイナリVR」などのVRコンテンツ技術企業に投資しており、ロサンゼルスに所在する会社にも追加で投資する計画だ。

5Gサービスを担当するイ・ヨンギュKT常務は、「グローバル通信事業者はスマートフォンで実現する5Gサービスに対する悩みは多いが、初期にはVRや拡張現実(AR)、ゲームサービスを共通して準備している」と付け加えて説明した。

黄会長はVRのような一般的な消費者向けサービス(B2C)のほか、自律走行車、国家災害システム、エネルギー取引きなどで5Gを利用した企業間取引(B2B)、企業と政府間の取引(B2G)の領域でもサプライズサービスを公開すると明らかにした。

来月には5G商用化に対する大々的な発表も準備中だ。加入者の誘致競争から抜け脱して、収益を生み出すことのできるサービスを用意するというものだ。

黄会長は「ネットワーク事業者はこれまでラインだけ敷いて金を受け取ればよかったが、今後は異なるだろう。5Gはビッグデータ、人工知能(AI)、ブロックチェーンなど、すべての技術を組み合わせてすべての人に、そして公共に提供する役割であり通路になるだろう」と述べた。 B2G市場にはエネルギー取引き、国家災害網などがあると黄会長は説明した。ブロックチェーンはこれにともなう源泉技術だ。

黄会長は、「エネルギー取引きは外国からの関心がある。国連の会議でエネルギー長官出身のスイスの元大統領が、このようなプラットフォームがあるのかと驚きを示した。人工知能アルゴリズムとビッグデータ分析で革新するだろう」と紹介した。

最近、警察の捜査が終了したことについて黄会長は、「KTは政権が変わるたびにしょっちゅう(支配構造が)変化し、一部では忖度する者もいたが、いまやKTは完全に変化した」とし、「KTの変化をさらに完成させたい。根をきちんと打ち込んで、大韓民国の企業として正しく成長することが望み」だと強調した。
  • 毎日経済_ロサンゼルス=ソン・ヂェグォン特派員
  • 入力 2018-09-13 19:20:21.0

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