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LG電子、OLEDテレビ「累積販売300万台」突破


  • LG電子、OLEDテレビ「累積販売300万台」突破

LG電子のオーレッド(OLED)テレビの累積販売台数が、発売6年めで300万台を突破した。2013年にはLG電子のほかにOLEDテレビを生産するところは無かったが、その後に日本のソニーとパナソニックや中国のハイセンス社などの大企業が続々と合流し、今年の世界市場の規模は2013年の635倍の254万台に達すると見られる。市場規模が大きくなるにつれ、LG電子の売上げの増加にもさらに速度がつくものと予想される。

29日の家電業界によると、LG電子はこの第3四半期にOLEDテレビの累積販売量が320万台を記録し、300万台を突破した。

LG電子は2013年から今年上半期までに累積で295万台を販売し、この第3四半期に300万台突破が有力視されてきた。家電業界で一番最初にOLEDテレビ市場に足を踏み入れたLG電子は、2013年3600台を販売して市場の扉を開いた。当時、世界のOLEDテレビ市場の規模は4000台にとどまり、LGの生産量がほぼすべてだった。以後、OLEDテレビの性能の優秀性が広まって価格帯が徐々に低くなり、LG電子の販売量が大幅に増えた。昨年、LG電子は販売量118万台を記録した。 LG電子は今年の上半期だけで71万台のOLEDテレビを販売し、昨年の販売記録の更新は確実視されている。

LG電子の関係者は、「OLEDテレビはバックライトが必要なLCDテレビとは異なり、画素の一つ一つが自ら光を出すことから、現存するテレビの中では最も自然色に近い画質を実現する」とし、「視野角性能も優れており、多くの人が集まってテレビを見るとき、どの位置から見ても歪みのない優れた画質を実現する」と説明した。

LG電子製OLEDテレビに対する海外メディアの好評も続いている。英国の情報技術(IT)媒体である 「ワットハイファイ」は最近、LG製の55・65インチ型OLEDテレビ「AIシンキュ」に対して「バイヤーはこの製品を持っているという事実そのものを誇りに思うだろう」という評価で最高のテレビに選定した。

米国の「シーネット」は、LG製OLEDテレビを今年に購入するべき製品に選定し、「完璧な黒の表現と無限大のコントラスト比、広い視野角を備えている製品で、どんなLCDテレビもこの製品の画質を超えることはできない」と賞賛した。

LG電子はOLEDテレビの販売好調により、競合他社を圧倒して収益性を出している。 LG電子のテレビ事業を担当するHE事業本部は、今年の第3四半期までに営業利益率11.2%を記録した。主要テレビメーカーの中で二桁の営業利益率を出す企業はLG電子が単独というのが業界の分析だ。
  • 毎日経済_キム・ギュシク記者/チョン・ギョンウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-10-29 17:49:39




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