自動車部品「シェア98%」の企業も倒れ…自動車不況

今年に入って会社更生を9社が申請 

  • 2年前は高性能の燃料噴射装置を開発で大きく話題になった。ダイムコ社キム・ヨンレ社長


国内の自動車バルブ関連部品市場では一時はシェア98%を誇っていた部品メーカーが倒れた。 ソウル回生裁判所によると去る4日、液化石油ガス(LPG)自動車の部品専門企業であるダイムコ(DYMCO)社は先月の25日、法人回生手続きを申請した。ダイムコは1989年に設立され、LPG車の燃料タンクの充填バルブと燃料ゲージなどの部品ではいっとき国内市場シェア98%を誇った「強小企業」だ。

現代・起亜自動車、韓国GM、ルノーサムスンなどに関連部品を供給し、2016年には国内LPG登録車224万台のうちで220万台以上にダイムコ製品が使用されたほどだ。

ダイムコはLPG車に特化していたことから売上げは大きくなかったが、2014年以降の4年間の売上げは60億~70億ウォンを着実に達成していた、信頼できる企業だった。しかし今年に入って経営悪化に耐えられずに倒れた。ダイムコのキム・ヨンレ代表とは連絡がついたが、「まだ考える時間が必要だ」と言葉を詰まらせた。

去る1日から、政府が自動車部品メーカーに1兆ウォンの特別保証を開始したが、中小部品メーカーは急速に倒れている。ソウル回生裁判所に入ってきた自動車産業の下請け業者回生申請件数は、昨年の6件から今年10月時点で9件に増えた。

特に先月17日、車両のアンテナ専門メーカーのセムコ(SEMCO)社に続き、10月だけでも回生申請が2件も入っており、残る期間に申請件数がさらに増えるかもしれない危機的な状況だ。セムコは先月30日にソウル回生裁判所で、再生手続の開始決定まで受けた。現在、この会社の資産は132億ウォンだが負債は160億ウォンで、資本蚕食状態だ。セムコは債務調整を通じて経営正常化と回生が可能かどうかを打診している。

  • 毎日経済_ハン・エギョン記者ほか
  • 入力 2018-11-05 14:31:29.0

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