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サムスン電子、フォルダブルフォンを「来年上半期に」


サムスン電子は折り畳めば4.6インチのスマートフォン、広げると7.3インチのタブレットPCになるサムスン電子「フォルダブルフォン」を来年の上半期に、少なくとも100万台の物量で発売することにした。また、既存のギャラクシーS、ギャラクシーノートとは区別される、別個のプレミアムシリーズにするという戦略だ。

高東真(コ・ドンヂン)サムスン電子IM事業部長(社長)は8日(現地時間)、米国サンフランシスコで開催されたサムスン開発者カンファレンス(SDC 2018)でのイベント直後の記者懇談会で、「来年の上半期中になんとしても(フォルダブルフォンを)発売する。発売物量は最初は100万台限定で、発売国と事業者は既存の製品(ギャラクシーS、ノート)とは別の方法で選定する」と語った。

サムスン電子は、最近の低迷したスマートフォン市場をうちやぶる、革新的なブレークスルーとしてフォルダブルフォン問題を先取りするという意味に解釈される。コ・ドンヂン社長は「(フォルダブルフォンが)消費者が使ってはみたが使わくなりそうな製品だったらもっと早くに発売した」とし、「顧客に真の感動を与え、市場で認められる製品として考えて作った」と話した。

コ社長は特に新しいフォルダブルフォンが一回性のイベント製品ではなく、毎年アップグレードされた製品が発売される、別のシリーズになることを予告した。コ社長は「サムスン電子の規模から見て、フラッグシップスマートフォンは100万台以上を生産しなければならない。年間100万台でありうるし、市場の受容度が良ければ100万台以上にもなりうる。リリースされた後は、毎年ラインナップを披露しようとし考えている」と述べた。

コ社長はフォルダブルフォンを別途のシリーズ(仮称ギャラクシーF)に拡大することは、単純に折り畳み式の携帯電話を出すというレベルではなく、「将来のスマートフォン」の始まりになるだろうと解釈した。
  • 毎日経済_サンフランシスコ=ソン・ヂェグォン特派員 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-11-12 17:46:30




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