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SK、兆米の投資計画が明らかに…最大で5兆投資


  • SK、兆米の投資計画が明らかに…最大で5兆投資
  • 28日、崔泰源会長(左)がパウエル米国元国務長官と対話している。 写真提供= SKグループ



崔泰源(チェ・テウォン)SKグループ会長は、電気自動車用バッテリーをグループの将来の成長動力として、積極的な投資に乗り出す計画を明らかにした。

崔会長は28日(現地時間)、米国ワシントンDCで開催された「SKナイト」イベントに参加して特派員らと会った席で、「電気自動車の技術が開発されてから10年になった」とし、「わが社もいまや強く乗り出す時が来た」と語った。この日のイベントはSKハイニックスのワシントン事務所の開所式を兼ねて開かれたもので、パウエル元米国務長官など米国の政・財界人300人あまりが参加して盛況を成した。

崔会長は最近、SKイノベーションが米国ジョージア州ジャクソン郡コマース市に電気自動車用バッテリー工場を建設するために、兆ウォン単位の投資を決定した背景も直接明らかにした。崔会長は、「世界は内燃機関自動車からEV(電気自動車)に変化している」とし、「(電気自動車用の)バッテリー需要がいままさに増え始めている。私たちも車のガソリンを売ってきたが、いまやバッテリーを販売するしかない」と語った。

崔会長は特に世界の自動車メーカーの激戦地である米国を生産拠点としたことに関連して、「わが社は自動車会社が望むことをしなければならない」とし、「ゼネラル・モーターズ(GM)もいまや内燃機関の工場はたたむと言う」と説明した。続けて最近のグローバルなビジネス環境について、「世界の地政学がこれだけビジネスに衝撃を与えたことはなかった」とし、「これからは地政学を理解するべき」だと強調した。

崔会長は続いてイベントの挨拶で、「SKはジョージア州のバッテリー工場に16億ドルを投資して、1400人を採用する計画」だとし「事業がうまくいけば、今後も最大で50億ドル(5兆6000億ウォン)を投資して、採用人材も6000人まで増やす案を検討するだろう」と述べた。ジョージア州の電気自動車用バッテリー工場は来年初めに着工し、2022年から量産に突入する計画だ。 SKイノベーションは韓国・中国・ヨーロッパなどに続き米国にまで、全世界の主要自動車市場に電気自動車用バッテリーの大量生産体制を構築することになる。
  • 毎日経済_ワシントン=シン・ホンチョル特派員 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-11-29 20:07:26




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