LGディスプレイ、中国で3.2兆調達...「OLED速度戦」


  • LGDの韓国・坡州工場


「広州8.5世代OLED工場の成功だけでなく、OLEDの事業構造の転換を加速することで、グローバルディスプレイ市場を継続してリードする」。

韓相範(ハン・サンボム)LGディスプレイ副会長は先週のLGグループの人事で留任した後、有機発光ダイオード(OLED)事業のパネル事業に死活をかけるという意志を固めている。グローバルで独走体制を確固たるものにするためにシンジケートローンなどを成功させ、中国の広州工場に投資する資金を相次いで獲得するなど勝負手をふるっている。中国企業の攻勢で危機論が台頭している液晶表示装置(LCD)事業の不振を早期に振り払って未来ビジネスに集中し、ディスプレイ業界で「超格差」を拡大しようとする戦略とみられる。

LGディスプレイは6日、中国の広州で去る5日(現地時間)、中国建設銀行と中国交通銀行、中国農業銀行、中国銀行で構成された貸主団と200億元(3兆2000億ウォン)規模のシンジケートローン契約を締結したと明らかにした。


キム・サンドンLGディスプレイ催行財務責任者(CFO)は、「今回のシンジケートローンの契約でLGディスプレイ広州OLED生産法人は、建設と設備投資に必要な資金を中国現地の銀行から、8年間の競争力のある金利で確保できることになった」と説明した。シンジケートローンは、複数の金融機関が同じ条件で資金を融資するもので、債務者は複数の金融機関から大規模な資金を効率的に調達できる。

ハン・サンボム副会長が大規模な資金調達で拍車をかけるのは、来年の下半期の稼動を目標に推進している広州OLED工場の適時の量産を通じて、大型OLEDパネル市場で超格差を維持するための戦略とみられる。来年の業況悪化が懸念されているディスプレイ市場で、LCDからOLEDへの移行を加速して、中・長期的に事業競争力を確保するための布石だ。ハン副会長は「最近、OLEDテレビ市場の需要急増と大型OLEDの黒字転換などを通じて、OLEDテレビ事業の成長潜在性がいま一度立証された」と説明した。

LGディスプレイは今年9月、産業銀行と輸出入銀行、農協、中国工商銀行と8000億ウォン規模のシンジケートローン契約を締結したことに続き、先月は海外資本市場でグリーンボンドを発行して3300億ウォンを調達した。今年、LGディスプレイが広州工場への投資のために調達した金額だけでも4兆3300億ウォンに達する。現在、京畿道坡州工場のE7・E8ライン(8.5世代)で月7万台規模で生産中だが、来年の下半期に広州工場が本格稼動すると、月生産能力は13万枚に大きくなる。

2020年から坡州10.5世代ラインで大型OELDパネルがあふれ出てくるLGディスプレイの大型OLED生産能力は、競合他社が真似のできないレベルに達すると予想される。
  • 毎日経済_キム・ギュシク記者/チョン・ギョンウン記者
  • 入力 2018-12-06 20:08:10.0

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