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現代自「水素車時代」宣言…2022年に年産4万台


  • 現代自「水素車時代」宣言…2022年に年産4万台
  • 「現代自動車の挑戦」。11日、忠清北道の忠州市で開かれた現代モービス水素燃料電池工場の新築工事起工式で、主要な来賓が初シャベルを突き立てている。左から、李始鍾(イ・シヂョン)忠清北道知事、成允模(ソン・ユンモ)産業通商資源部長官、鄭義宣(チョン・ウィソン)現代自動車グループ上級副社長、チョン・ヂネン現代自動車社長。 キム・ホヨン記者



◆ 現代自動車、水素経済のビジョン ◆

現代自動車グループは今後の10年間で水素電気自動車部品などの水素経済に関連する5万1000の雇用を生み出す。現代自動車グループはまた、2030年に国内で年間50万台規模の水素電気自動車(FCEV)の生産体制を構築するという中・長期の水素自動車ロードマップを初めて提示した。 2013年に現代自動車グループが世界で初めて水素自動車の量産に成功した後、約5年ぶりだ。

11日、現代自動車グループは忠清北道・忠州市の現代モービス工場で、水素燃料電池システムの生産拡大のための第2工場新築起工式を行った。

起工式には成允模(ソン・ユンモ)産業通商資源部長官、李始鍾(イ・シヂョン)忠清北道知事、趙吉衡(チョ・ギリョン)忠州市長をはじめ、政財界および地方自治団体の関係者とモトニク、ユニコなどの水素電気自動車部品の協力会社の関係者、鄭義宣(チョン・ウィソン)現代自動車グループ上級副社長、鄭鎮行(チョン・ヂネン)現代自動車社長、林永得(イム・ヨンドゥク)現代モービス社長など120人あまりが参加した。

現代自動車グループは第2工場の新築工事を来年末までに仕上げて、現在の年間3000台規模の水素燃料電池システムの生産能力を2022年までに4万台、2030年には50万台規模に増やす計画だ。水素と空気中の酸素を結合させて電気を作る装置である水素燃料電池システム(燃料電池スタック)は、水素自動車のエンジンに該当する中核部品で国内では唯一、現代モービス忠州工場で生産している。

現代自動車グループは2030年のグローバルな水素自動車の市場規模は約200万台に達すると見込んでいる。 4台のうち1台は現代自動車グループが生産するという積極的な目標を提示したものだ。

現代自動車グループは50万台の生産体制を構築するための研究開発(R&D)と設備拡大など、2030年までに7兆6000億ウォンを投資するという計画を明らかにした。ほとんどの投資が国内に行われることで、経済と雇用におよぼす効果はかなり大きい。現代自動車はこのような投資で2030年までに、5万1000の新しい雇用を協力会社とともに作ることができると見込んでいる。

チョン・ウィソン主席副会長は、「水素電気自動車の部品の国産化率が99%に達するほどで、関連産業への波及効果は大きいだけに、協力社と同伴投資を通じて未来の自動車産業の新成長基盤を構築する」と述べた。チョン副会長は「現代自動車グループは間もなく来るであろう水素経済という新産業分野のファーストムーバーとして、水素が主要なエネルギーである水素社会を先導していくつもり」だと強調した。

政府も全面的な支援を約束した。ソン・ユンモ長官は起工式で、「業界が構築した成長の勢いを継続できるように、政府は積極的に支援したい」と強調した。

政府は来年に4000台の水素自動車を普及させて、2022年までに全国に水素ステーション310ヶ所を構築する計画だ。水素自動車と水素ステーションの核心部品の性能・技術開発支援も拡大する予定だ。
  • 毎日経済_忠州=ムン・ヂウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-12-11 18:12:35




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