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サムスン電子、半導体のコスト競争力向上に乗り出す


サムスン電子は来年の半導体の景気減速を克服するために、コスト競争力の強化と在庫管理の効率化などに乗り出す。スマートフォンでは折りたたみ可能なフォルダブルフォンとギャラクシー10周年記念作、5Gフォンなどを通じて競合他社との格差を広げる戦略を議論した。

サムスン電子は17日からDS(半導体)、CE(テレビ・家電)、IM(スマートフォン・通信機器)など、各事業部門別にグローバル戦略会議を開始した。 CE・IMは17~19日、DSは17~20日に行われる。

グローバル戦略会議は、国内の主要な役員と海外法人長などがすべて参加して事業計画を確認する場で、上・下半期に1回ずつ行われる。財界によるとDS部門では19日、金奇南(キム・ギナム)部門長(副会長)が出席した中で、国内チーム長(専務級)以上の役員が集まって国内外の状況を点検し、来年の戦略を検討した。この席では、この第4四半期から供給過剰でメモリの価格が下落するなど、半導体の景気が鈍化している状況について綿密に検討した。特に来年の上半期まではメモリ市場の鈍化が予想されるだけに、コスト競争力の強化(コスト削減)、在庫管理の効率化などについて議論したと伝えられた。供給過剰という局面が始まったことによって、主要半導体メーカーでは在庫が増えているという分析が出ている。

このことから、サムスン電子は新製品の開発と生産・管理の効率の向上などには積極的に投資するが、他の部門では引き締めるだろうという分析が出ている。 DDR4 8ギガビットの固定取引き価格を基準にしたDRA価格は、今年9月の8.19ドルから11月には7.19ドルに2カ月連続で下落傾向を示し、証券業界ではこのような市場の状況のため、サムスン電子の営業利益は下落すると予想している。ハナ金融投資は、サムスン電子DS部門の営業利益は今年48兆620億ウォンに達した後、来年は37兆1090億ウォンで22.7%減少すると予想した。キム・ギナム副会長とDS部門の役員らはまた人工知能(AI)・電装・5Gなど、サムスン電子が未来の長動力として育成している事業と半導体を連携する案についても集中議論したと伝えられた。
  • 毎日経済_キム・ギュシク記者/イ・サンドク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-12-17 19:35:44




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