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カカオ、インドネシアのウェブトゥーン業者買収


カカオページは東南アジアのウェブトゥーン業者ネオバザール(NEOBAZAR)を買収し、東南アジア市場に本格的に進出する。カカオはこれまで国内サービスに集中していた戦略から脱し、海外市場の拡大を狙う信号弾だという分析だ。

カカオページは18日、インドネシアの代表ウェブトゥーン企業であるネオバザールを買収し、筆頭株主になったと明らかにした。カカオページは138億ウォンを投入して、株式の68.4%を確保した。

ネオバザールはネットマーブルゲームズのインドネシア法人長出身であるソン・ジンイル代表が2015年1月に創業した会社だ。東南アジアのゲームパブリッシングとマーケティングから始めて、ウェブコンテンツ領域に事業を広げてきた。現在、ウェブトゥーンとウェブ小説プラットフォーム「ウェブコミックス」を通じて、コンテンツで累積アプリダウンロード数170万件以上を記録している。インドネシアの有料ウェブトゥーン市場でのリーダーとして 『異世界の皇妃』『彼女が公爵邸に行った理由』などの国内ウェブトゥーンをサービスしながら、収益の90%以上を韓国コンテンツから上げている。

インドネシアは2億7000万人に達する世界第4位の人口のうちで、スマートフォンを使用している若い消費層は1億人以上だ。カカオはカカオページのインドネシア進出以来、台湾やマレーシアを含む東南アジア進出を拡大する計画だ。

カカオページはグローバル市場に韓国コンテンツを供給する計画だ。 2013年にサービスを開始したカカオページは、ウェブトゥーンやウェブ小説、映画、ドラマなどの総合コンテンツサービスを開始して、ビジネスを大幅に拡大している。累積売上げ1億ウォン以上の作品を約960種類保有していることが長所だ。これを土台に2018年に取り引き額2000億ウォンを突破し、継続的な成長を見せている。今年は海外の取り引き額200億ウォンを記録し、ウェブトゥーン業界で非常に注目に値する成果を見せた。

カカオページは世界最大の市場である中国でテンセントとの長期提携関係を結び、日本ではピッコマを通じて韓国作品を流通し、海外市場への進出の基礎を築いてきた。これを踏み台に本格的に海外進出に始動をかけ、ネオバザール買収を決定し、グローバルな立地を固めていく計画だ。国内で実績のある核心ビジネスモデルと運営ノウハウなどを導入し、韓国のコンテンツを収益化するという戦略だ。

カカオページのイ・ジンス代表は、「今回の買収は海外市場で韓国コンテンツの生態系を作るために努力してきカカオページが、本格的にグローバルビジネスに進む最初の歩み」だと語った。
  • 毎日経済_イ・ドンイ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-12-18 17:47:57




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