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コスピ2000崩壊…中国の景気減速懸念で


コスピが中国の景気減速の懸念で二日連続で急落し、心理的な支持線である2000ラインを切った。指数が2000線の下で終わったのは、昨年の10月29日以降で約二ヶ月ぶりだ。

3日、コスピは前日比で16.30ポイント(0.81%)下げた1993.70で取り引きを終えた。前日に続いて二日連続で急落した。この日1.81ポイント上昇して出発した証券市場は、開場と同時に弱保合に落ちた。以降は午前11時頃にしばらく反騰を試みたが、あらためて下落に切り替わって終盤には下げ幅を2%近く大きくした。需給面では機関投資家が売って指数の下落をあおった。

中国を中心とした景気減速の懸念で、投資心理はなかなか気を抜くことができないもの解釈される。 IHSマークイットによると、中国の12月のCaxin(チャイシン)製造購買担当者指数(PMI)は49.7で、1年7ヶ月ぶりに50線の下に落ちた。この指数が50以下の場合、景気減速局面であることを意味する。

先月31日に出てきた公式の製造業PMIはすでに49.4で、2016年の7月以降で初めて50を下回った後に出てきたものであり、景気に対する懸念に火をつけた。

マークィットがこの日に発表した米国12月の製造業PMIも53.8で、昨年11月の55.3から下がって景気減速懸念を刺戟した。

実際に製造業関連業種は大きな幅で下落を示した。業種別では、電気・電子は3%以上も押されたし、紙・木材も2%以上下落した。その他医薬品、証券、化学、医療、精密、非金属鉱物などは1%をこえて押し出された。輸送機器と電気ガス業は強気を示した。

マーケティング主体別では、外国人と個人がそれぞれ1016億ウォンと608億ウォン純買い入れて指数の下降を守ったが、機関投資家が1688億ウォンぶんを売り越して指数を下げた。プログラム売買は1924億ウォンの買い優位になった。

大型株は低迷した。時価総額上位銘柄のうちでサムスン電子は3%ほど落ち、SKハイニックスは5%近くも押し出された。セルトリオンとLG化学なども1~3%低下した。その他のサムスンバイオロジクス、現代自動車、韓国電力、SKテレコムなどは強気を示した。

この日の有価証券市場では303銘柄が上昇し、528銘柄は下落した。

コスダックは前日比で12.35ポイント(1.85%)下げた657.02で取り引きを終えた。これは昨年11月13日以来の低水準だ。
  • 毎日経済デジタルニュース局_キム・ギョンテク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-01-03 15:54:21




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