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KT、走る「5Gバス」で高画質VRゲームをデモ


  • KT、走る「5Gバス」で高画質VRゲームをデモ
  • KTが16日、一般ユーザーの5G体験のために準備した「5Gバス」で、モデルがバーチャルリアリティゲームのデモをしている。 イ・チュンウ記者



16日、ソウルの光化門でKTが運用する5G(第5世代移動通信)バスに乗った。来年3月に本格的に商用化される5Gサービスを控えてKTが5G技術を紹介するために、5G基地局が構築された光化門と江南一帯で一時的に運営するバスだ。このバスでは窓を見る代わりに5G用コンテンツを上映する「ギガライブテレビ(KT GIGA LIVE TV)」を見ることができる。バーチャルリアリティ(VR)のヘッドセット(HMD)を着用すると、すぐにVRコンテンツを鑑賞することができる。

VRコンテンツは大容量であり、ギガビット/秒(Gbps)級のデータを転送できる有線ネットワークが設置されなければならないが、バスの中ではギガライブTVとインターネットを接続する回線が見えなかった。それにも拘わらず、アイドル映像や映画、スポーツなどの多彩なVRコンテンツがシームレスに再生された。バスが動きながら方向を変えるときに、リモコンのボタンを操作するとすぐにピントを合わせることができた。

これはバスに設置された独立した機器である5Gモバイルルータが、光化門一帯に構築された5G基地局と交信し、5Gネットワークをサポートするためだ。 KTの関係者は、「4G LTEよりも10倍も高速な5Gは、理論上の最大速度20Gbpsまではまだ無理だが、現在の無線LAN(WiFi)もVRコンテンツを再生できるレベルに速度が出ている」とし、「5G端末が発売される来る3月頃には、最適化速度が実現するだろう」と自信を見せた。

ゲームも用意されている。乗客はVR恋愛シミュレーションゲーム「ラブレボリューション(luv revolution)」を楽しんだ。このゲームはいくつかの女性キャラクターを選んでデートする恋愛シミュレーションゲームだった。大容量のゲームが5G Wi-Fiでシームレスに再生された。

5G導入を控えて通信業界が最も注目する部門は「キラーコンテンツ」だ。LTEとは異なる5Gだけが可能なコンテンツが登場すると、5Gの拡散は時間の問題との判断からだ。 VR映像、ゲーム、拡張現実(AR)などをうらなってみることができ、5Gバスへの搭乗を通じて再び実感型メディアの可能性を確認できた。

KTの関係者は、「LTEよりも10倍速い高速に対応した5G環境では、ゲームをダウンロードせずに、クラウドへのリモート接続でプレイする方式が拡散するだろう」とし、「都心でも途切れることなくVRゲームを楽しむことができる5Gバスをを通じて、利用者に5Gがもたらす日常を見せたい」と語った。 KTは24日まで光化門、25日から来月2日までは江南駅一帯で5G体験バスを午前11時から午後4時まで毎日5回運行する。
  • 毎日経済_イ・ヨンイク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-01-16 17:32:35




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