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現代重と大宇造船、年初から受注「朗報」


現代重工業グループは18日、欧州の船社から原油運搬船2隻を受注し、新年から造船業復活に向けた始動をかけた。

大宇造船海洋は11日、オセアニアで超大型原油運搬船(VLCC)4隻の建造契約を締結したことに続き、一週間ぶりにオマーンでの超大型原油運搬船2隻の追加受注のニュースを伝えて巡航している。昨年、全世界のLNG運搬船の受注を事実上独占して、中国を抜いて「造船世界一」を奪還した韓国の造船各企業は、新年から原油運搬船の受注にも拍車をかけている。

現代重工業グループは欧州地域の船主から、去る16日に15万8000トン級の原油運搬船2隻を総1550億ウォンで受注したとこの日発表した。

今回受注した船舶は長さ274メートルと幅48メートルの規模で、霊岩現代三湖重工業で建造されて2020年の下半期から順次引き渡しされる計画だ。現代重工業グループの関係者は、「新年から船主の発注問い合わせが続いている」とし、「造船市況が本格的に回復に入っただけに、今年の受注目標を達成するために力を集中するつもり」だと明らかにした。

現代重工業グループは今年、造船部門の受注目標を昨年よりも21%多い159億ドルに設定した。これは2014年以来で最も高い額で、本格敵に回復に入った造船業市況を積極的に反映して策定したものだ。

英国の造船海運分析機関であるクラークソンによると、今年のグローバル船舶発注量は、昨年の2859万CGT(標準貨物船換算トン数)とくらべて20%以上も増えた3440万CGTと予想される。続いてグローバル発注量は継続的に増えて、2023年には4740万CGTに達すると期待される。

大宇造船海洋はこの日、オマーンの国営海運会社であるOSCから30万トン級の超大型原油運搬船2隻を2000億ウォンで受注したと発表した。長さ336メートルと幅60メートルの規模に達する。

特に国際海事機関の環境規制基準に満たしている「環境にやさしい船舶」として、高効率エンジンと最新の燃料節約技術が採用される。この船は玉浦造船所で建造され、2020年の第4四半期までに船主側に引き渡される予定だ。今回の契約には追加のオプションの1隻が含まれているので、今後の追加受注も期待される。

大宇造船海洋は今年もLNG運搬船の超大型原油運搬船を前面に出して、受注量の確保に総力を傾ける計画だ。
  • 毎日経済_カン・ゲマン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-01-18 17:40:57




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