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韓国「バイオ効果」…ベンチャー投資43%急増


昨年のベンチャーに対する新規投資額は3兆4000億ウォンで、史上最大値を記録した。特に昨年はベンチャーファンドの結成額と回収額など、ベンチャー投資市場の主要指標のすべてで史上最高値を記録し、「トリプルクラウン」を達成した。政府は今年もベンチャー投資の熱気を続けていくために、マザーファンドに過去最大の1兆ウォンを出資することにした。

中小ベンチャー企業部(Ministry of SMEs and Startups)は24日、ソウル市駅三洞のチップスタウンで、このような内容の「2018年のベンチャー投資実績」と「2019年マザーファンド運用計画」を発表した。

中企部によると、昨年のベンチャーに対する新規投資は総3兆4249億ウォンで、これまでの最高額だった前年度の2兆3803億ウォンに比べて43.9%も急増した。これは2017年の補正を通じて編成された予算のうちで、昨年は7154億ウォンがベンチャー投資に集中したためと分析される。主な投資業種をみると、バイオ・医療分野の新規投資が8417億ウォンで前年比で122%増え、最も急激な増加を示した。情報通信技術(ICT)分野も33.2%増の8957億ウォンを記録した。

ベンチャーファンドは新規ファンドが4兆6868億ウォン結成されて、前年度の4兆6087億ウォンを小幅で上回った。このようにベンチャー投資が急増した主な背景にはバイオ・ICTベンチャーを中心に、店頭売りと企業公開(IPO)などを通じて投資元本との対比で2倍以上高い収益を上げたからだ。昨年、ベンチャー株価収益率は平均2.1%であり、特にバイオ・医療分野では2.7倍で最も高い収益率を記録した。昨年のベンチャー投資の回収総額は2兆6780億ウォンで、前年比で49.1%増加した。
  • 毎日経済_ソ・チャンドン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-01-24 18:04:29




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