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SKハイニックスの労組「成果給1700%」拒否


SKハイニックスの「賃金・団体協約に関する労使間の暫定合意案」は、労働組合の賛否投票で否決された。先だってSKハイニックスは基本給との対比で1700%に達する成果給の支給を約束したが、成果給に対する労働組合の不満が反映されて否決されたと伝えられた。

28日の業界によると、SKハイニックス労組はこの日に臨時代議員大会を開き、23日に導出された賃金団体協議暫定合意案を表決に付したが、過半数の獲得に失敗した。これにより、基本給の引き上げと社内福祉の拡大など、基本的な賃金団体協議の合意案は原点に戻った。 SKハイニックス労組が「賃金・団体協約に関する労使間の暫定合意案」を否決させた理由は、昨年の実績が創業以来で最大値を記録したが成果給は基本給1700%で、2017年の1600%とほぼ同じだという判断が大きく作用したことが分かった。

財界の関係者は、「SKハイニックスの賃金団体協議暫定合意案が組合の賛否投票で否決されたのは今回が初めて」だとし、「会社が提示した1700%のボーナスは業界1位のサムスン電子半導体事業部門内のメモリ事業部と同様の水準で、労働組合の要求は過剰ではないのかという視線が多い」と説明した。これに対してSKハイニックス側は「成果給は基本的に賃金団体協議の事案ではない」と線を引いて、「しかし暫定合意案否決は交渉の過程なので、労組側の意見を聴取しながら継続して協議する」と言葉を惜しんだ。
  • 毎日経済_イ・サンドク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-01-29 11:30:33




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