韓国アウトドア製品のBLACKYAK、ISPOで「五冠」獲得


  • ISPO賞の授賞式に出席したブラックヤクのカン・テソン会長(左第3)。ブラックヤクはダウンベストと防風ジャケットを結合した、新概念のハイブリッド製品「シンセベスト」でアウトドア部門黄金賞を受賞するなど「5冠王」に上がった。 写真提供=ブラックヤク



2018年1月にポーランドの登山家トマシュ・マツキェビッチ(Tomek Mackiewicz)氏とフランスの登山家エリザベート・レボル(Elisabeth Revol)氏はヒマラヤ山脈の9番目の高峰に選ばるナンガパルパットの頂上に登った後、下山の途中で遭難した。マツキェビッチ氏は雪盲になって前が見えなくなり、レボル氏はマツキェビッチ氏を抱きかかえて下山を試みたが、口と足が凍りついて命が危険だった。当時、ブラックヤク「WATUSIダウンスーツ」のフィールドテストを遂行中だったポーランドの登山家アダム・ビエレツキ登頂隊は、K2登頂中に救助要請を聞いて救助に乗り出した。

アダム・ビエレツキ氏と登頂隊所属の別の登山家であるデニス・ウルブコ氏はナンガパルパット到着後、約18時間ぶりにヘリでレボル氏を病院に搬送することに成功した。マツキェビッチ氏の救助には失敗したが、彼らは極寒の環境で一人の命を救った。緊急救助の状況であったことから装備を取りまとめる余裕がなかったが、WATUSIダウンスーツ製品のおかげで極寒の寒さをしのぎながら仲間の登山家を救うことができた。ビエレツキ氏が着ていた製品は、世界最大のスポーツ用品博覧会「ISPOミュンヘン2019」で今年の賞(Winner)を受賞する栄光を手にした。

グローバルアウトドアブランドのブラックヤク(会長カン・テソン)は7日、今年のISPO賞5冠を獲得したと伝えた。 ISPOは1970年から毎年、独ミュンヘンで開催される世界最大のスポーツ用品博覧会で、世界120カ国2800社以上の企業が参加し、スポーツ・アウトドアのトレンドをリードする。またISPO賞を毎年、アウトドアやスポーツ用品の部門別に最高の製品を選定して授賞する。ブラックヤクは3日から4日のあいだ開催されたISPOで、黄金賞(Gold Winner)を3つと製品賞(Winner)2つを獲得した。

黄金賞受賞製品は「コストロマ(ジャケット)」「マウンテンシュマグ(山岳スカーフ)」「シンディベスト(ベスト)」で、製品賞の受賞製品は「WATUSIダウンスーツ」「カルバナフーディ(ジャケット)」だ。

2012年に初めてISPOに参加したブラックヤクは、2013年「今年のアジア製品賞」を皮切りに、2015年から毎年ISPO賞を受賞した。このようにして7年間で総24製品で受賞し、単一ブランドの累積集計で「歴代最多受賞」記録も立てた。また今年の最多受賞としてISPO賞展示ゾーンに最も多くの製品を展示し、世界のブランドと肩を並べた。

アウトドアの本場であるヨーロッパでブラックヤクが着実に成果を出すことができたのは、ブラックヤクのカン・テソン会長の「牛歩千里」哲学のおかげだ。「愚直な牛歩で千里を行く」という意味の牛歩千里は、カン会長が平素から従業員に右往左往せず自分だけの道を愚直に歩けと強調することだ。

国内アウトドア市場が急成長した当時、ブラックヤクはすばやく世界進出に乗り出した。カン会長はグローバル進出の夢を語って、彼の挑戦は国際舞台で一つずつ成果をおさめて結実を見ている。

カン会長は「ISPOの5年連続受賞と今年の最多受賞ブランドとして名を上げることができたのは、長い時間をともにしてきた登山家たちに耳を傾け、根気を持って努力した結果」だとし、「これからも登山家の安全と生命を守るブランドの本質を土台にした技術力と革新を通じて、グローバルアウトドアブランドとして持続可能な成長を見せるつもり」だと述べた。

また、ブラックヤクは今年「ワンブラックヤク(ONE BLACKYAK)」を最初に導入する。ワンブラックヤクは製品を一つのコレクションにまとめて世界で同じ製品を販売することで、ブラックヤクはこれを今年の核心戦略として打ち出した。

海外市場への進出にも拍車をかける。 2018年の海外市場の売上げは前年比で約40%増加した。今年もこのような売上げの増加を目標としている。
  • 毎日経済_イ・ユンヂェ記者
  • 入力 2019-02-07 18:32:45.0

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