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現代自やSK、水素車・バッテリー分野の開発人材を大募集


今年に入っても「雇用大乱」が続いている中で、水素電気自動車とバッテリーなどの大企業の未来事業を担う新事業分野は、例年よりも採用規模を大幅に伸ばしたが求人難に苦しんでいる。

中国など海外メーカーが国内の専門家らをスカウトしているうえに、国内でもこの分野には専門人材が多くなく、供給が需要に追いつかずにいるからだ。このことから化学・化学工学の専攻者らははもちろん、関連業界で働いた経験のあるキャリアスタッフは「尊い体」になった。水素自動車・バッテリー業界では人材の飢饉現象を解消するために新入と経歴職を採用するなど、人材の需給に乗り出している。

バッテリー業界の後発走者であるSKイノベーションは、年初から大々的に経歴社員を募集している。従来は10人程度を採用していた経歴職を、今年上半期に100人以上にまで増やし、大規模な採用戦に飛び込んだ。分野も生産技術・品質保証・グローバルマーケティング・研究開発(R&D)など、ほぼ全職群で5年前後の経歴者を採用している。最近では各当該部門での人材要求が増えるにつれ、キャリア社員の願書締め切りを一週間延長した。 17日が締め切り予定である同社のキャリア採用は、バッテリー事業を行う競合他社だけでなく、全く別の業種からも大勢の志願者が集まったと伝えられた。

水素電気自動車に未来をかけている現代自動車は最近、関連業界での経歴者のみでなく、新入社員まで採用している。水素電気自動車は現代自動車が独自の技術を持っており、経歴職の採用が容易ではないうえに、新入社員から選抜して水素自動車の研究開発の中枢人材として育てていくという腹案だ。

現代自動車は今月初め、研究開発本部に水素電気自動車分野の新入・キャリア社員を別途に採用するという発表を行った。現代自動車の研究開発本部は、昨年から常時採用を行い始めたが、水素自動車分野の人材を別途採用すると明らかにしたのは今回が初めてだ。機械工学科専攻のほかに化学・化学工学、材料工学、電気電子などの多様な専攻を優遇して選抜すると明らかにしたことから、サムスンとLGグループなどの電気電子関連の研究開発人材も大挙志願したことが分かった。会社側によると、17日締め切り予定の今回採用には、これまでの他の分野よりも多くの人員が志願したと伝えられた。水素自動車に未来をかけてみるという若い人材がそれだけ多いという証拠だ。
  • 毎日経済_ハン・エギョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-02-15 19:39:22




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