現代自、来月の株主総会で鄭義宣氏を代表に選任



鄭義宣(チョン・ウィソン)現代自動車グループ副会長(写真)は来月、現代自動車と現代モービスの代表取締役に就くことになる。チョン・ウィソン首席副会長が現代自動車の代表取締役に就くことで、支配構造の改編にも本格的な始動がかかる見通しだ。

現代自動車と現代モービスは26日に理事会を開き、来月の株主総会後の取締役会を通じてチョン首席副会長を代表取締役に確定する方針を決定したと発表した。現代自動車の関係者は、「革新的なリーダーシップの強化と企業価値・株主価値の最大化のための責任経営というレベルで、チョン・ウィソン副会長に対して新規代表取締役への選任を推進することになった」と語った。

モービス側も「来月の株主総会後の臨時理事会を経て、鄭夢九会長を代表取締役に再選し、チョン・ウィソン副会長と朴禎国(パク・チョングク)社長を代表取締役に新規選任する案を推進する」と明らかにした。このような決定にしたがって、来月の理事会を経て現代自動車はチョン・モング会長とチョン・ウィソン首席副会長、イ・ウォンヒ社長、ハ・オンテ副社長など、4人の代表取締役体制へと変貌することになる。

チョン・ウィソン首席副会長は起亜自動車の社内取締役にも就く予定だ。起亜自動車は来月15日に株主総会を開き、現在の「非常務取締役」であるチョン副会長を社内取締役に選任する計画だ。現代自動車の代表取締役を務めると同時に起亜自動車の社内取締役を務めることで、責任経営を強化するという意志だと解釈できる部分だ。

現代自動車とモービスはこの日の理事会で、理事会の専門性と独立性を強化する制度も導入した。特に現代自動車はアルバート・ビオマン研究開発本部社長を社内取締役に選任した。モービスは創立以来で初めて、外国人の社外取締役を一度に2名迎え入れることにした。

チョン・ウィソン首席副会長は米国系ヘッジファンドのエリオット・マネジメント社側の攻勢にも、正面突破で対応したという。米国系ヘッジファンドのエリオット社は来月22日の現代自動車の株主総会を控え、昨年の純利益に比べて353%に達する過剰な配当を求めて議論が起きている状況だ。エリオット社は昨年、現代自動車グループの支配構造改編の過程で現代自動車とモービスの合併と純利益40~50%の配当等を要求し、現代自動車側は最終的に計画を無期限延期した。
  • 毎日経済_ムン・ヂウン記者/イ・ヂョンヒョク記者
  • 入力 2019-02-26 18:11:35.0