現代自動車、45兆の「太っ腹」投資を決断


◆ 現代自動車の中・長期投資計画 ◆

現代自動車(Hyundai Motor)は27日、新車開発や自律走行などの未来技術に対して、2023年までの5年間に45兆3000億ウォンを投資すると明らかにした。年平均で9兆ウォン以上の投資を継続するという意味だ。この5年間に現代自動車は、年平均5兆7000億ウォンを投資した。グループの将来のために、これまでに比べて投資を1.5倍以上も増やすというわけだ。

このような中・長期計画は鄭義宣(チョン・ウィソン)現代自動車グループ首席副会長が来月、現代自動車と現代モービス(Hyundai Mobis)の代表取締役に就任して本格的に実行に入る見通しだ。去る26日、現代自動車と現代モービスはそれぞれ取締役会を開き、来月に開かれる定期株主総会でチョン副会長を現代自動車と現代モービスの代表取締役に選任すると発表した。

米国系ヘッジファンドのエリオット・マネジメント(Elliott Managemen)社による過度の配当要求を正面から突破するという強い意志も含んでいる。最近、エリオット社は現代自動車と現代モービスの株主総会を控え、両社に合わせて8兆3000億ウォンの配当を求めて論難を起こした。現代自動車と現代モービスの理事会は長期的には企業価値と株主価値を毀損するとし、エリオットの要求に反対意見を集めた。エリオットが相次ぐ現代自動車の発表にどのように出るか、財界と自動車業界の関心が集中している。

現代自動車はこの日、ソウル市汝矣島の全経連会館で「最高経営責任者(CEO)インベスターデイ」を開き、株主とアナリストなどを対象に中・長期経営戦略と重点財務戦略を公開した。まず、現代自動車は商品競争力の強化と産業のパラダイム変化に対応するために、研究開発と未来技術の分野などに5年間で総45兆3000億ウォンを投資すると発表した。現代自動車の関係者は、「製品の競争力拡大を通じて持続的成長の基盤を造成し、未来車関連の核心技術を強化して、第4次産業革命を主導するゲームチェンジャーとして跳躍するための投資決定」だと説明した。 2022年までに自動車部門で営業利益率7%と自己資本利益率(ROE)9%水準の達成も推進することにした。

現代自動車が具体的な中長期の収益性目標を明らかにしたのは今回が初めてだ。

昨年、自動車部門の営業利益率は2.1%でROEは1.9%に過ぎなかった。不確実な将来の経営環境と買収・合併などのために、14兆~15兆ウォンの流動性を確保するという計画も明らかにした。昨年末の時点で現代自動車が確保した実弾は13兆ウォン水準だ。 24兆~25兆ウォンの流動性を確保している世界的な企業に比べて低いというのが現代自動車側の説明だ。
  • 毎日経済_ムン・ヂウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-02-27 19:54:32.0