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韓・LS電線、電気自動車用の部品事業を拡大


  • 韓・LS電線、電気自動車用の部品事業を拡大

LS電線(社長名ノ・ヒョン、写真)が私募ファンド(PEF)と手を組んで、電気自動車部品事業の拡大に乗り出す。

6日、LS電線は子会社のLSアルスコ(LS Alsco)の株式49%を、国内PEF運用会社のケイストーンパートナーズ(KEISTONE PARTNERS)に売却したと発表した。 LS電線はLSアルスコ株51%を保有することになり、売却代金は309億ウォンだ。 LSアルスコはアルミニウム事業のためにLS電線が設立した会社だ。LS電線は今回の協力を契機に、LSアルスコを通じて電気自動車バッテリー用フレームをはじめとして、電気自動車の部品用アルミ素材事業を本格化する計画だ。

LS電線はLSアルスコを積極的に育成し、数年内に株式市場として上場する方針だ。電気自動車市場では、車両の軽量化が重要な課題として浮び上がるにしたがって、アルミニウムが今後は電気自動車の部品の核心素材として定着するというのが会社側の説明だ。

LSアルスコは国内で唯一、米国アルミニウム協会から固有番号を付与されるなど、耐食性を備えた高強度アルミ新素材の開発で技術力を認められている。従来は主に自動車素材とケーブル導体、家電部品、都市景観材用に供給てきた。

LS電線は韓国とポーランド、中国で電気自動車用ハーネスとバッテリーの部品工場を運営するなど、電気自動車部品事業を新たな成長動力として育成している。LS電線は欧州の電気自動車市場攻略のために2017年に200億ウォンを投資して、ポーランドに電気自動車用バッテリーの部品生産法人であるLS EVポーランドを設立した。 LS EVポーランドは最近、生産ラインが完成してテスト生産を開始した。

LS電線は年内に5つのラインを追加で構築し、年間30万台分の電気自動車用電池部品を量産することを目標としている。
  • 毎日経済_チョン・ギョンウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-03-06 19:57:49




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