LG電子、売上20兆に挑戦…生活家電好調



LG電子の生活家電(H&A)部門の売上げは今年、史上初めて20兆ウォンを突破する見込みだ。空気清浄機・乾燥機・スタイラー・無線機など、いわゆる「新家電」がこの突風を起こしているためだ。これらの家電製品はこれまで「隙間家電」とされたが、昨年から必需品となっている。

11日の金融投資業界によると、今年のLG電子生活家電部門の売り上げは20兆1000億~20兆5000億ウォン水準になると予想される。

去る6日、KB証券はLG電子生活家電部門が売上げ20兆1000億ウォンと営業利益1兆5900億ウォンを記録するだろうと発表した。先月、IBK投資証券は売上げ20兆2000億ウォンと営業利益1兆5800億ウォン、DB金融投資は売上げ20兆5000億ウォンと営業利益1兆6300億ウォンを予想した。このようなバラ色の展望があふれているのは、LG電子が高い競争力を備えたと評価される新家電市場が最近急成長しているからだ。

昨年はそれぞれ30万台と100万台が売れた衣類管理機と無線機は、今年はそれぞれ45万台と140万台が販売されると家電業界は見通している。昨年はそれぞれ80万台と150万台が売れた電気レンジと乾燥機も、それぞれ100万台と200万台が売れるだろうと見込んでいる。近年、環境・健康に対する消費者の認識が強化されたことから、新家電の売上げが大幅に増加したという分析だ。

最も急な上昇を見せるのは空気清浄機だ。微細粉塵が韓半島を覆ったことで、微細粉塵を除去する家電製品の空気清浄機が飛ぶように売れている。家電業界によると微細粉塵が極に達した今月の1~8日、空気清浄機の販売台数は前年同月比で3倍以上に増加した。昌原(チャンウォン)のLG電子工場で、今年の初めから今月8日まで生産された空気清浄機の生産量は、前年同期よりも50%ほど増加した。空気清浄機メーカーは、このような傾向が続けば昨年は250万台だった国内販売量は、今年は400万台を突破するだろうと予想している。販売額ベースでは1兆7000億ウォンになる見通しだ。

空気清浄機の販売量は2016年に初めて100万台を突破し、2017年は140万台、2018年には250万台に上昇した。昨年は250万台が売れたエアコンと合わせて、台数ベースでは国内で最も売れている「ホット」アイテムになった。

当初、業界では今年は350万台程度が売れると予想したが、灰色の空が解決しない場合は400万台販売への到達も可能だろうという慎重な見通しが出ている。一般家庭用市場だけでなく、公共機関等に導入される速度が速いからだ。実際に最近、文在寅(ムン・ヂェイン)大統領が「大容量の空気清浄器を迅速に設置できるように財政的支援策を講じてほしい」と主務部処に注文したことがある。

これまでは「なくても十分」という認識が強かった乾燥機も、最近は洗濯機よりも多く売れる。年間ベースで乾燥機の販売量が洗濯機の販売量を超えたのは、昨年が史上初めてだ。

LG電子の乾燥機「スタイラー」の好評も相次いでいる。先月、専門認定機関である「インターテック」は、LG電子製の乾燥機とスタイラーが、冬季に好まれるパディングのボリューム感と保温力を高めるために効果的だという試験結果を出した。トロム(TROMM)乾燥機の「パディングリフレッシュコース」とトロムスタイラーの「パディング管理コース」使用後のパディングのボリューム感を試験した結果、それぞれ最大58%と29%高くなったことが分かった。また、韓国衣類試験研究院(KATRI)がトロム乾燥機の保温力を検証した結果、専用のコースを使用しない時よりも40%高いことが測定された。

新家電の高成長のおかげで、LG電子の家電事業は最近の5年間で毎年20~30%の成長率を記録した。クォン・ソンリュルDB金融投資アナリストは、「新家電の助けでLG電子生活家電部門の国内売上高は昨年40%近く増加したが、今年も生活家電部門の国内売上高は20%以上成長するだろう」と予想した。

生活家電部門の収益性もさらに良くなっている。競合他社の生活家電部門の営業利益率は4~5%水準にとどまっているが、LG電子生活家電部門は今年は10%に近い営業利益率を記録する見通しだ。

クォン アナリストは「今年の生活家電の売上高成長率と営業利益率は昨年を上回るだろう」とし、「最近は原材料価格が下方安定しており、収益性はさらに改善される余地がある」と述べた。
  • 毎日経済_イ・サンドク記者/ヨン・ファンヂン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-03-11 19:58:48.0