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韓国半導体、輸出価格7ヶ月めの下り坂


  • 韓国半導体、輸出価格7ヶ月めの下り坂

主力輸出品目である半導体の輸出物価は、7ヶ月連続で下落を見せた。ただし原油価格が回復しつつ、全体の輸出物価は4ヶ月ぶりに反騰した。

15日の韓国銀行が発表した「2019年2月輸出入物価指数」をみると、半導体の不振によって電気・電子機器の輸出物価は前月比で1.6%下落した。主力品目であるDRAMの輸出物価は6.9%減少した。

昨年8月以降は7カ月連続で減少し、2016年2月~8月(7ヶ月)以後では最も長い下落傾向を見せている。ただし1月(-14.9%)よりも減少率は小さくなった。韓銀のチョン・グィヨン経済統計局次長は、「DRAMの輸出物価は半導体の在庫調整と需要減少で下落してきたが、下落幅が小さくなっただけに不振は緩和されるもよう」だと説明した。 2月の輸出全体の物価は前月比で0.2%上昇した。半導体単価の下落で三ヶ月のあいだ連続して下落傾向を見せた原油価格が回復し上昇転換したわけだ。先月の月平均ドバイ油価格はバレル64.59ドルで、1カ月前(59.09ドル)よりも9.3%上昇した。

輸入物価も前月比で1.9%の増加率を記録し、2カ月連続の上昇を続けた。上昇率は昨年5月の2.7%以来で最も高かった。品目別では原油(9.4%)と液化天然ガス(2.3%)などの鉱産品で上昇が目立った。石炭と石油製品であるC重油(9.3%)とナフサ(8%)で上昇幅が大きかった。

為替レートの影響を除去した契約通貨ベースの輸出物価は0.2%で、輸入物価は2%上昇した。
  • 毎日経済_キム・ヨンジュ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-03-15 18:13:59




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