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現代・起亜自動車、印Ola社に3億ドル投資

インドで車両共有サービスに進出 

  • 現代・起亜自動車、印Ola社に3億ドル投資
  • 先月末、チョン・ウィソン現代自動車グループ副会長(右)がインド最大の配車サービス企業オラ(Ola)社のブハビシュ・アガワル最高経営責任者と投資・協力方案を議論した。 写真提供=現代自動車



現代・起亜自動車はインド最大の配車サービス企業のオラ(ola)に、歴代最大規模の3億ドルの投資を断行する。未来のモビリティ・共有経済におけるアジアの拠点として浮上したインド市場を先取りするために、鄭義宣(チョン・ウィソン)現代自動車グループの首席副会長が果敢な賭けに乗り出したと分析される。

現代・起亜車は16日、「オラ社と投資および戦略的事業提携のための契約を締結し、インドのモビリティ市場で相互多角協力を推進することにした」と明らかにした。今回の契約に基づいて、現代・起亜自はそれぞれ2億4000万ドル(約2707億ウォン)と6000万ドル(約677億ウォン)など、総3億ドルをオラに投資する。

これは昨年、東南アジア最大のモビリティ企業「グラブ」に投資した2億7500万ドルを上回る規模で、外部企業に行った単一の投資では歴代で最大規模だ。 2011年に設立されたオラは現在、インドの配車サービス1位の企業で、現在は世界125都市でサービスを提供している。

登録車両は130万台で、累積配車数は10億件にのぼる。 3社は今後、フリート(fleet)ソリューション事業開発とインドに特化した電気自動車(EV)の生態系構築、新しいモビリティサービスの開発など3つの分野で協力する計画だ。

現代自動車の関係者は、「インドの完成車企業の中では初めて、現代・起亜自動車が法人・レンタカーなどの大量販売店の販売人フリート市場に参入することになった」とし、「車両開発と販売からフリート管理、モビリティサービスに至るまで、共有経済の価値連鎖の全般に事業領域を拡大することになるだろう」と強調した。

また、インド政府は2030年までにすべての新車を電気自動車に変えるという計画を推進することにより、現代・起亜自動車とオラは配車サービスに投入する電気自動車の開発にも協力することで合意した。
  • 毎日経済_イ・ヂェチョル記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-03-19 20:35:37




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