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米エリオット完敗…現代自、株主総会ですべて否決


22日に開かれた現代自動車・現代モービスの定期株主総会で、米国系ヘッジファンドのエリオットが完敗を喫した。

エリオットと票対決で勝利した両社はこの日に臨時理事会を開き、鄭義宣(チョン・ウィソン)現代自動車首席副会長を両社の代表取締役に選任・議決した。昨年9月に現代自動車副に就任した後、半年で重要な子会社の代表取締役をすべて引き受け、現代自動車グループの実質リーダーとして乗り出すことになったわけだ。

この日の株主総会で最大の関心事は、なんと8兆ウォンを超える高配当を両社に要求していたエリオットの株主提案が通過するかどうかだった。国民年金をはじめとする国内外の機関投資家は、現代自動車と現代モービスの持続可能な成長のためにエリオットに反対票を行使して、現代自動車(株3000ウォン)と現代モービス(普通株基準4000ウォン)の原案はすべて出席株主比86%の賛成率で可決された。

これとともに、現代自動車の将来の水素燃料電池事業に深刻な利害相反の問題を引き起こしたバラードパワーシステムズのロバート・ランドール・メキュアン最高経営責任者など、エリオットが両社に社外取締役候補として推薦した5人に対しても国内外の投資家は圧倒的反対票を投じた。両社は株主総会後にそれぞれ取締役会を開催して、チョン・ウィソン副会長を新規代表取締役に選任した。これによって現代自動車は鄭夢九(チョン・モング)代表取締役会長とチョン・ウィソン代表取締役首席副社長、イ・ウォンヒ代表取締役社長、ハ・オンテ代表取締役副社長など「4人代表」体制に変わった。
  • 毎日経済_イ・ヂェチョル記者/ムン・ヂウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-03-22 19:58:40




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