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現代自動車、水素自動車の量産を1年繰り上げ


現代自動車は水素自動車への投資速度を高めている。蔚山にある小規模水素燃料電池車(FCEV)専用工場を増設し、11月までに1万台を生産できる工場で育てる案を進めている。

昨年12月に現代自動車が発表した2030水素自動車のロードマップによって、2020年の1万1000台の設備拡充計画よりも1年ほど投資履行時期を早めるということだ。

24日の現代自動車労組によると、現代自動車は蔚山に所在する水素自動車専用工場増設の第1段階投資を10月まで断行する。投資規模は約3000億ウォンだ。第1段階の投資が完了したら水素自動車専用工場は「NEXO(ネクソ)」など、現代自動車の水素自動車モデルを年1万台以上を製造できる設備を整え、本格的な混流生産(一種類以上の車種を同じ生産ラインで量産)を11月から開始する。 1300人を新規雇用すると予想される。

今回の設備投資は当初の計画を大幅に繰り上げた。現代自動車グループが昨年12月に公開したロードマップによると、現代自動車グループは来年末までに1万1000台規模の生産設備を整えることにした。以後は2030年までに累積投資額7兆6000億ウォン、生産設備の規模は50万台まで増やす「大きな青写真」を描いた。これについて現代自動車の関係者は、「グループレベルで水素自動車の投資速度を高める方策を検討しているというのはその通りだ」と言いながらも、「生産設備の増設を多様に議論しているが、まだ確定した事項はない」と説明した。

現代自動車は現在、約3000台レベルの水素自動車を製造できる設備を備えているが、ネクソなどの水素自動車モデルの実販売量は昨年末で1000台未満に過ぎなかった。しかし各国政府と自動車メーカーが水素自動車の開発に先を争って参入して、水素自動車の販売は急増する見込みだ。
  • 毎日経済_イ・ヂョンヒョク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-03-24 20:33:36




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