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LG化学、米デュポン社のOLED技術を買う
LG化学、米デュポン社のOLED技術を買う
LG化学のシン・ハクチョル副会長(右)とデュポン社のマーク・ドイル副会長が握手している。 写真提供=LG化学
LG化学は2日、米国のグローバル化学企業「デュポン(DuPont)」社から次世代ディスプレイの核心プラットフォームである「ソルブル有機発光ダイオード(Soluble OLED)」の材料技術を買収すると明らかにした。買収の範囲は物質と工程の特許540件以上を含む無形資産と研究・生産設備を含む有形資産など、デュポンのソルブルOLED関連の材料技術とノウハウに関連するすべての資産だ。
ソルブルOLEDディスプレイは溶液形態の材料をインクジェット印刷技術でパネルにかぶせる方法で、既存の「蒸着型OLED」に比べて材料の損失を最小限に抑えつつ色再現率を最大化することができる。
LG化学側は「今回の技術の買収を通じてソルブルOLED材料分野のすべての主要技術を一気に確保することになった」とし、「既存の研究開発(R&D)を通じて蓄積した技術力を土台に、安定供給体制を構築するという戦略だ」と語った。両社の協議にしたがって具体的な買収金額は公開しないことにしたが、市場では買収を3000億ウォン前後と見ている。
LG化学は2015年からソルブルOLED材料分野の本格的な研究開発を進めてきており、OLED物質内の正孔と電子を注入して伝達する共通層部門で高い技術力を確保している。 LG化学とデュポンは今回の件をきっかけに、尖端素材分野でさまざまな協力システムを構築していくことにした。
シン・ハクチョルLG化学副会長は、「今回の買収でソルブルOLEDの材料分野で世界最高の競争力を備えることになった」とし、「徹底した準備で最高の製品を顧客に提供する」と述べた。
毎日経済_カン・ドゥスン記者 | (C) mk.co.kr
入力 2019-04-02 17:35:17
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