ネクソン売却「遅々として進まず」…中テンセントの出方は?



今年の買収・合併(M&A)市場で最大魚に選ばれるネクソン買収戦の本入札が、当初の予想よりも遅くなった。天文学的な買収規模と中国のゲーム企業テンセント(腾讯/Tencent)の動きが容易に予測できないためとみられる。

11日の投資金融(IB)業界によると、ネクソン売却は早くて今月末あるいは来月初めに本入札が行われることが分かった。当初の今月中旬には本入札が行われるという観測よりも遅くなった。一部ではさらに遅れるとの観測も出ている。

このようにネクソンの売却に速度を出せない理由は、それほど買収の規模が大きいからだという分析が支配的だ。ネクソン買収のためには金正宙(キム・ヂョンヂュ)NXC会長などが保有している株式66.7%を取得しなければならない。 IB業界ではネクソン株の価値は10兆ウォンを超えるものと見ている。日本に上場していることから、少数株主を対象にした公開買い付けの条件が適用されると買収コストはさらに大きくなる。買収候補者としては少なくとも10兆ウォン以上の買収金融を組まなければならないだけに、慎重になるしかないだろう。

テンセントの動きを容易に予測することが難しい点も、速度を出せない要因の一つだ。ネクソンの買収戦でカカオ、テンセント、MBKパートナーズ、ベインキャピタル、KKRなどが本入札に参加を検討していることが分かった。 IB業界の関係者は「今回の買収戦に財務的投資家(FI)は単独で飛び込むことは容易ではないので、なんとか戦略的投資家(SI)と手をにぎろうとするだろう」とし、「ネクソン買収後、中国での事業を続けなければならにという点などを勘案すると、テンセントを意識せざるをえない」と言う。財務的投資家らが自分たちの手を取ろうとすることをテンセントもある程度把握しているので、「舵」は財務的投資家よりもテンセントが握っているという分析だ。

格付け会社のムーディーズによると、テンセントが保有している現金と現金性資産は248億7000万ドル(約28兆3500億ウォン)規模だ。資金動員力の面でも、テンセントは今回の買収戦で最も「大手」だ。あれこれテンセントの動きによって、買収戦の支配権は逆になるしかない。
  • 毎日経済_チョ・ソクファン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-04-11 17:33:33.0