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SKテレコムとMS、手を組んで「クラウドゲーム」作る


SKテレコムはマイクロソフト(MS)と手を組んで、ストリーミングゲームを開始する。先だってLGユープラスがNVIDIAのストリーミングサービス「GeForce NOW」と独占契約を結び、年内にストリーミングゲームを発売すると明らかにしたことに続き、SKテレコムも5Gキラーコンテンツであるストリーミングゲームコンテンツの確保のためにMSと手を組んだわけだ。

情報技術(IT)業界の関係者は11日、「MSのゲームプラットフォームXボックス(Xbox)はストリーミングサービスと関連し、SKテレコムと協力する内容をこの日米国で開幕するゲーム博覧会E3の期間中に発表する予定だと述べた。

MSは「E3」の開幕を控えた9日に記者会見を開き、Xボックスをコンソールやスマートフォンでストリーミング方式でプレイできるゲームサービスを開始すると発表している。

この関係者は、「両社はSKテレコムの5Gと有線または無線ネットワークにMSのゲームサービスを結合して、相乗効果を出そうという腹案と思える。5Gモバイルのみでサービスするのか、コンソールをバンドル販売するのか、具体的なサービスはE3で公開されるだろう」とした。 SKテレコムは先月、MSとモノのインターネット(IoT)と人工知能(AI)やクラウドなどの第4次産業革命の分野で、新事業の機会発掘のための了解覚書(MOU)を結んでいる。

ここからさらに一歩を進めで、今度はSKテレコムの5G技術とMSのストリーミングゲームを結合し、コンテンツの分野でビジネスチャンスを模索したとみられる。

ストリーミングゲームは別途のダウンロードなしで、インターネットに接続するだけでゲームを楽しむ方式だ。ゲームプラットフォーム社は複数のゲームをクラウドに上げて、利用者にストリーミング方式でゲームを提供することになる。ゲームをダウンロードしたりCDを購入したりする必要がなく、ゲームプラットフォームに接続するだけでゲームをプレイすることができる。ゲームを「ネットフリックス」のように購入すると考えれば良い。

グーグル、MS、NVIDIAのなどグローバルIT企業は、5G時代のゲームの消費方式がストリーミングに変わるものと見て、この分野に続々と進出している。ストリーミング方式にゲーム産業が転換することは明らかに感知される。

市場調査会社のIHSマークィットによると、ストリーミングゲーム市場の規模は昨年の2億3400万ドル(約2774億ウォン)から、2023年には15億ドル(約1兆7782億ウォン)水準に成長する見込みだ。伝統的にコンソールゲーム事業を展開したソニーも、ストリーミングゲームプラットフォームへの変身を試みている。
  • 毎日経済_イ・ソニ記者/イ・ヨンイク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-06-11 17:50:02




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