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LG電子、独インフィニオン社と提携

独自ウェブOSの生態系拡張に乗り出す 

LG電子はドイツの半導体メーカーと手を組んで、スマートテレビ・家電、デジタルサイネージなどに使われる独自のプラットフォームである「ウェブOS」生態系の拡張に乗り出した。 LG電子は18日、シンガポールで半導体企業の独インフィニオン・テクノロジーズ(Infineon Technologies AG、以下インフィニオン)とウェブOS基盤のモノのインターネット(IoT)サービスを開発するための「ハッカソン」を17日に開いたと明らかにした。

ハッカソンとはハッキングとマラソンの合成語で、限られた期間内に企画者、開発者、デザイナーなどがチームを構成し、アプリやウェブサービス、ビジネスモデルなどを開発する過程を意味する。インフィニオン社はデジタルセキュリティ、電力管理、自動車などの多様な分野で、半導体とセンサーソリューションを提供して技術力を認められた企業だ。

LG電子は独自のプラットフォームであるウェブOSの、生態系の拡張速度を高めている。今後は自動車やIoT、ロボットなどにもウェブOSを拡大適用し、影響力を大きくするという方針だ。 LG電子のウェブOSは2014年からスマートテレビや家電、デジタルサイネージなど、LG電子のスマート機器に搭載されて安定性を検証されている。新しいサービスや技術を容易に適用できるソフトウェア構造で設計され、開発者がさまざまな分野の製品に便利に活用することができる。

先だってLG電子は昨年3月、誰もが利用できるオープンソースのウェブOSを公開した。オープン戦略にしたがってグローバル企業や研究所などと協業し、他の会社の製品にもWeb OSを搭載させる計画だ。LG電子のパク・イルピョン最高技術責任者(CTO・社長)は、「Web OSを進化させてさまざまな製品やサービスを提供する」と語った。
  • 毎日経済_ファン・スンミン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-06-18 17:38:31




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