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韓国、6月の輸出「赤信号」…半導体-10%、対中国-20%


  • 韓国、6月の輸出「赤信号」…半導体-10%、対中国-20%

半導体と対中国の輸出不振が長くなり、輸出が7ヶ月連続のマイナスを記録する可能性が高まった。

21日の関税庁によると、今月に入って20日までの輸出は272億ドルで、1年前の同じ期間よりも10.0%減少した。一日増えた操業日数を考慮した一日平均輸出額は19億6000ドルで、昨年に比べて16.2%減少した。

この傾向が続けば6月の輸出もマイナスを記録する可能性が高く、そうなれば輸出は7ヶ月連続のマイナスを記録することになる。

輸出は半導体と対中国輸出の不振により、昨年の12月から先月までの6ヶ月連続で前年同期比での減少を記録中だ。このような長期の輸出が連続して減少するのは、2015年1月から2016年7月まで19カ月連続のマイナスを記録した後では初めてだ。

品目別にみると、半導体が前年同期比で24.3%減少し、石油製品(-22.4%)も減少傾向を見せた。ただし乗用車(19.6%)、無線通信機器(10.5%)、船舶(20.6%)では輸出が増加した。

国別では米国(3.3%)と欧州連合(0.3%)、シンガポール(26.0%)では増加したが、中国(-20.9%)とベトナム(-3.1%)、日本(-7.5%)、中東(-28.5%)で減少した。

一方で昨年、米国を相手にした韓国の経常収支黒字は、6年ぶりに最も小さな規模で減少したことが分かった。減少傾向を見せた対中経常収支の黒字規模は、5年ぶりに反発した。

この日に韓国銀行が発表した2018年の地域別国際収支速報値によると、対米経常収支の黒字は前年との比較で2億6000万ドル減の247億1000万ドルだった。 181億4000万ドルを記録した2012年以来で最低の黒字規模だ。黒字幅は2014年から4年連続で減少した。

世界的な半導体景気が好調で商品輸出は過去最大を記録したが、米国産原油のシェールガスなどの商品の輸入がより大きく増加した。
  • 毎日経済_イ・ユソプ記者/キム・ヨンジュ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-06-21 19:54:59




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