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李サムスン電子副会長「日の報復、緊張しても恐れることはない」


李在鎔(イ・ヂェヨン)サムスン電子副会長は、サムスン電子と系列会社の社長団8人と日本の対韓輸出規制の拡大と関連した対応策を整えるために「緊急会議」を行った。李副会長が昨年2月に経営に復帰した後、このように多くの社長を一度に集めたのは初めてだ。メモリ(D-RAMとNAND型)不況による業績不振などの既存の悪材料が続いている中で、日本の輸出規制が加わったいまの状況は、サムスンに大きな脅威になりうると判断したとみられる。このことから李副会長が緊急経営レベルを超えて、危機を効果的に管理して危機の克服後、新しい市場秩序で成長動力を見いだす「危機管理」に突入したという評価が出ている。

5日の財界によると李副会長はこの日の午後、サムスン電子の首都圏事業所で電子・系列会社の主要な社長団8人を招集し、長時間の緊急会議を進めた。李副会長はこの日の会議で、「緊張はするが恐れずに今の危機を克服しよう」とし、「新たな機会を創出した段階で跳躍し、未来を迎えることができるように万全を期さねばならない」と述べた。この日の会議は、2日に日本政府が韓国をホワイトリスト(輸出審査優遇国)から除外することに閣議で議決した後の最初の営業日に行われたものであり、注目を浴びた。この日、李副会長と社長団は日本の輸出規制をはじめとする各種の悪材料と現在の危機要素に対する影響と対応計画、未来のための競争力強化策などを集中的に議論したことが伝えられた。

サムスン電子半導体と電子系列会社の社長団はしばらく夏休みを先送りにし、現在の脅威が安定するまでの状況に対処して対応策を準備することにした。李副会長はまた、6日からサムスン電子と電子系列会社の主な事業所を訪問し、現場経営を行ってバリューチェーンの全過程を直接に点検する予定だ。この日の会議ではサムスン電子の半導体部門の金奇南(キム・ギナム)副会長、チン・ギョヨン、カン・インヨプ、チョン・ウンスン社長、テレビ部門のハン・ジョンヒ社長、サムスンディスプレイのイ・ドンフン社長、サムスン電気のイ・ユンテ社長、サムスンSDIのチョン・ヨンヒョン社長などが参加した。
  • 毎日経済_キム・ギュシク記者/ファン・スンミン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-08-05 18:09:40




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